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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】幼児教育で英語は何歳からやるべきか? 早期に始めることのメリットとデメリットを紹介!

幼児教育で英語は何歳からやるべきか。早期に始める事の7のメリットを紹介

グローバル化が加速する現在、「いずれはわが子に英語力をつけさせたい」と考える親御さんは多いでしょう。0歳から始められる英語教室もありますね。ですが、「そんなに早く始めなくてもいいのでは?」「英語を早期に学ぶと日本語がおろそかになるのでは」など疑問の声も。
今回は、日本の英語教育の現状から幼児期に英語を学ぶメリットやデメリットまでをわかりやすく紹介。英語学習スタートのベストタイミングを逃さず、お子さんが楽しく英語を身につけられるようにしましょう。

英語はいつから始めればいいの?

母語ではない英語を身につけるには、幼児期からの学習が有効、とされています。義務教育においても英語教育は年々早期化。その現状を踏まえつつ、なぜ幼児期から始めるとよいのかを説明していきます。

日本における英語教育の現状

幼児から大人までさまざまな英語スクールがある日本。しかし、「各種の英語資格・検定試験において、我が国の平均スコアは諸外国の中で最下位クラス」(※1)という結果が出ています。 
「グローバル化する中で世界と向き合うことが求められている我が国においては、自国や他国の言語や文化を理解し、日本人としての美徳やよさを生かしグローバルな視野で活躍するために必要な資質・能力の育成が求められている」(※2)とし、国を挙げて英語教育の早期化を進めているところです。
2020年からは、小学校3・4年から英語が「外国語活動」として週1コマ程度取り入れられるように。英語の歌やダンスなどにより英語に親しむことを目的とし、あいさつといった簡単な英会話も学ぶようです。小学校5・6年からは週2コマ程度となり、英語の読み書きのほか、過去形などの文法も習得していきます。もちろん、科目として成績もつけられます。
このように、9歳、10歳から英語教育を義務化することにより、早期から英語に慣れ親しみ、英語によるコミュニケーション能力の底上げを図っていこうとしているのです。
小学校での英語授業の必修化を受けて、私立のみならず公立中学校でも入学試験に英語科目を取り入れるところが増加。今後も増えていくと考えられています。つまりは、ある程度小学校で英語力を身につけないと、希望の中学校へ進むことも難しくなるかもしれません。

※1文部科学省「英語教育・日本人の対外発信力の改善に向けて(アクションプラン)」
https://www.mext.go.jp/content/20220808-mxt_kouhou01-000024386_01.pdf
※2文部科学省「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1380731.htm

英語学習は幼児期に始めるのがベストである理由

幼児教育で英語は何歳からやるべきか

英語教育が早期化した理由としては、低年齢のほうが外国語の音を聞き分けやすく、抵抗感も少ないといったことが考えられます。就学前の幼児であればさらに、言語学習に対して柔軟に取り組むことができるのです。

6歳までの脳の発達期が効果的

6歳までに爆発的な成長を見せる人間の脳。大人の脳の約9割が完成するともいわれています。運動能力のほか母語をはじめとした言語能力、コミュニケーション能力などさまざまな分野が著しく発達。ひと月の間でもできることが増え、親も目を見張る成長ぶりを見せてくれます。
スポンジが水を吸収するように、新しいことをぐんぐん覚えるこの幼児期は、もちろん外国語も抵抗なく受け入れることができます。英語圏の赤ちゃんが言葉を聞いて真似をし習得していくのと同様に、素直な耳で英語を聞き、ツールとして使えるようになっていきます。

英語の習得スピードのアップ

幼児期から英語に慣れていれば、小学校3年生から始まる英語教育にもすんなりと入っていくことができるでしょう。すでに英語の知識をある程度身に着けていれば、5,6年で学ぶ文法なども先取りして学んでいくことができます。
高学年になってくると、他の勉強や中学校入試に向けて学習時間を割くことも必要になるかもしれません。その時期から英語の塾に通って学力アップを目指すよりも、幼いころから英語力の下地を作っておくほうが、効率的にその力を高めることができるでしょう。

 

英語教育を早期に始める7つのメリット

幼児教育で英語は何歳からやるべきか。早期に始める事の7のメリットを紹介

英語を学ぶスタートは脳の吸収力が高く効率的な幼児期がおすすめですが、そのほかにも早期に英語学習を行うメリットはたくさんあります。7つのポイントで見ていきましょう。

1. 英語に対する抵抗感がなくなる

中学校から英語を学んだ親御さん世代は、英語に対する苦手意識があったという人もいるかもしれませんね。ややこしい文法やつづりに苦戦し、「覚えないといけないもの」「勉強」として英語に触れるようになったことが問題だったのでしょう。まずは英語に慣れ親しみ、「使えると楽しいもの」という意識を自然と持てるようにすることが大切なのです。
その点、幼児期の英語教育は遊び感覚です。歌やゲームなどを通じて英語に親しみ、真似をして話すことから始めます。英語圏の文化にも触れることができるでしょう。そうすることで自然と英語になじみ、前向きに習得に取り組むことができるようになります。

2. 脳の臨界期に合わせて学習できる

臨界期とは、自らを取り巻く環境に合わせて、脳内で神経回路が集中的に作られたり、さかんに回路の組み替えが行われたりする時期のことです。別名「感受性期」とも呼ばれており、この時期に適切な刺激を加えれば、ほかの時期に比べて容易かつ短期間に学習できるといわれています。
一般的に、言語学習の臨界期は0~9歳とされており、この時期に合わせて英語学習を行えば、ちょっとした学習でもスムーズに英語を習得することが可能に。
幼児教育として英語学習をスタートすれば、ちょうど言語学習の臨界期のタイミングと合致するため、小学校高学年や中学校から英語教育を始めるよりも高い学習効果が見込めるのです。

3. ネイティブに近い発音になる

日本人は生後12ヵ月を過ぎるとLとRの発音の区別がつきにくくなるとされています。逆にいうと、生後12ヵ月より前に英語教育を開始すれば、英語に多いLとRの音を正確に聞き取ったり、発したりできるようになります。
日本人の英語にありがちな「カタカナ英語」は実用性に欠けるとされていますが、幼児教育で英語を学べば、海外でも通じるネイティブな発音や、高いリスニング能力を身につけることが可能となります。

4. 右脳の発達に役立つ

人の大脳は右脳と左脳に分かれており、前者はイメージ脳、後者は言語脳と呼ばれています。幼児期のうちは、視覚や聴覚を用いて情報をインプットする右脳のはたらきが活発ですが、成長するにつれて論理的な思考に使われる左脳の活動が優位になっていきます。
右脳のはたらきが優位になるのは0~3歳までと限られているので、幼児教育で早期に英語を学習すれば、右脳の発達にも役立ちます。
イメージ脳と呼ばれる右脳が発達すると、ひらめきや記憶力、想像力などが豊かになります。とくに記憶力に関しては、言語で覚えるよりもイメージで覚えたほうが効率がよく、上手に使えば左脳の数千倍の情報を処理できるというのが通説です。

5. 英語学習に十分な時間を確保できる

言語学習は、母国語が学習する言語に似通っているほど学習効率がアップするといわれています。米国国務省の外務省(FSI)によると、英語を母国語とする人にとって日本語は一般的なスピーキングおよびリーディングの習得には88週間かかる「非常に難しい言語」に分類されています。(※3) 
つまり、日本人が英語を習得するにも同様の時間がかかるのですが、日本の通常の学校教育では、小学校~大学の英語の授業は1000時間にも達しません。小・中・高では他の教科も学習しなければならないため、英語にだけ時間を割くのは困難です。
その点、幼児期から英語学習を開始すれば、トータルの学習時間が増え、英語を基礎からしっかり学ぶことができます。
※3「Language Learning Difficulty for English Speakers」http://web.archive.org/web/20071014005901/http://www.nvtc.gov/lotw/months/november/learningExpectations.html

6. ほかの教科の学習に集中できる

日本では進学のたびに学ぶ科目数が増え、テストや受験対策により多くの時間を確保する必要があります。
英語が苦手な日本人は、英語学習に時間を費やしてしまい、ほかの教科を学習する時間が足りなくなってしまいがちです。
幼児教育で英語を学習していれば、入学した段階で基礎学力が身についているため、英語の勉強に多くの時間を費やす必要がありません。そのぶん、ほかの教科の勉強に集中できるため、総合的な学力アップが期待できます。

7. 自信や積極性が身につく

英語に苦手意識や抵抗を感じている人は、英語を話したり、聞いたりすることに対して消極的になります。外国人と話す機会があっても、英語力に自信がないせいか積極的に話しかけることができず、せっかくの交流チャンスを逃してしまいがちです。
幼児教育として英語を身につけておけば、自信を持って外国人とコミュニケーションを取ることができるため、スピーキング能力やリスニング能力が上達しやすくなります。
また、外国人と交流すると異文化の知識や魅力を学ぶことができ、グローバルな視野の発達に役立ちます。

幼児教育で英語は何歳からやるべきか

 

デメリットもないわけではい

たくさんのメリットがある幼児期からの英語学習ですが、デメリットといわれる点もいくつかあります。

日本語での論理的思考能力に欠ける可能性(セミリンガル)

「セミリンガル」とは、2つの言語のどちらも習得が未熟な状態を指します。人は言葉を使って思考しますから、言語発達が未熟だと論理的に考えたり抽象的なことを表現したりすることが困難になってしまいます。そうなると、せっかくの語学スキルも生かすことができません。
「セミリンガル」になる原因は、英語の習得を重視するあまり日本語の学習をおろそかにすることにあります。日本語学習を完全に排除する、日本語の使用を完全に禁じることは避けましょう。とはいえ、日本においては家庭を出ればほとんどが日本語でのコミュニケーションですので、セミリンガルになる危険性は低いといえます。英語の学習は計画的に取り入れ、「どっちつかず」のセミリンガルにならないように気を付けましょう。

日本の文化などを軽視しがちになる可能性

英語や英語圏の文化を学ぶことで、日本文化や伝統に疎くなる、もしくは軽視するようになる、といったことも心配される点です。しかし、これも学び方次第で避けることはできます。逆に、海外の言語や文化と対比することで自国のことがより鮮明に見えてくることもあるでしょう。
日頃から伝統文化や季節の風物・行事に親しみ、日本人としてのアイデンティティを育てていきましょう。そのうえで、グローバルな視野も兼ね備えられるといいですね。

日本の教育環境になじめない可能性

インターナショナルスクールのほか、幼稚園・保育園でも英語のみで保育や教育をする園もあります。外国人の先生のもとで英語漬けの毎日を送っていた子どもが、普通の日本の小学校・中学校に進んだ場合、そのギャップになじめない可能性はあります。
日本の学校の慣習や雰囲気、友人同士の会話の内容などに慣れることができないと、不登校などにつながってしまうことも。
そうならないためには、家庭においてのサポートが重要になってきます。日本ならではの考え方や習慣を折に触れて子どもに教えて、海外との違い、よい点・悪い点などを話し合ってみてはどうでしょうか。

幼児期からの英語教育は、これらのメリット・デメリットを理解したうえで始めるようにしましょう。次に、実際に英語教育を行う上でのポイントを解説します。

幼児教育で英語は何歳からやるべきか

 

幼児期における英語教育のポイント

「英語教育は幼児期から」といっても、やみくもに単語や文法を教える、といったやり方では逆効果に。子どもが英語好きになるように、ポイントを押さえておきましょう。

コミュニケーションを大切に

まずは、英語を使って会話する、コミュニケーションをとることを重点に置きましょう。英会話スクールのほか家庭での英語学習においても同様です。英語によって意思が通じ合う楽しさを子どもに体感してもらうのです。そうすれば、
「これを伝えるためにはどんな言葉を使えばいいのかな」
「先生の話で出てきたあの言葉はどういう意味かな」
と、自ら学ぶ姿勢を持つようになるでしょう。
とりあえず、どんどん聞いてどんどん話すことです。子どもはマネが得意です。間違ったらどうしよう、といった恥じらいも少なく、聞いた言葉をそのままインプットし、アウトプットすることができます。「英語遊び」のような感覚で、楽しくコミュニケーションをとれるといいですね。
単語を詰め込み型で覚えさせるだけ、文法やスペルを厳しく教え込むといったやり方は、英語嫌いにさせるもと、と覚えておきましょう。

親子で一緒に楽しみながら

親も積極的に英語学習に関わると、子どもの学びもより一層深まります。「私は英語が苦手だから…」という親御さんも、ともに学ぶ気持ちでいればOKです。英語のスクールで学んだ言葉を親子で話してみたり、アレンジして言ってみたり。わからなければ一緒に調べるのもいいですね。
知っている英語の歌を一緒に歌う、寝かしつけで週一回は英語の絵本を読んでみる、といったことも楽しい学びになるでしょう。
親自身が「英語が話せると楽しい」「もっと学びたい」といった姿勢を見せることは、子どもの学習意欲に大きく影響します。

過度なプレッシャーは与えずに

「英語を学ぶのに幼児期を逃してはいけない」と思うあまり、英語学習を子どもに強要するようなことは望ましくありません。さまざまなものに興味を持つのが子どもですから、「英語の教室に行くより別のことをして遊んでいたい」というときもあるでしょう。英語学習に興味を持てない時期もあるかもしれません。そんなとき、無理に通わせたり勉強させたりというプレッシャーを与えるのはNG。子どもに「英語はいやなもの」という意識を植え付けることになってしまいます。
折をみて、国際交流ができるイベントに参加してみる、英語を使ったゲームを提案してみる、など英語に自然と触れる機会を設けつつ、子どもが英語学習に向いてくれる時期を待ちましょう。

 

まとめ

英語は早期スタートするほどメリットが大きい

日本で英語学習が始まるのは小学校からですが、音声を聞き取る能力や脳の臨界期などを考えると、0~6歳の幼児期から英語学習をスタートするのが理想といえるでしょう。

早く始めるにしてもタイミングを見極めることも大切

ただ、先述したとおり無理やり学ばせることは逆効果です。まずは親子で英語教室に体験参加するなどして、子どもの反応を見てみるのもいいですね。子どもも「やってみたい」という気持ちになれば、学ぶタイミング。そこから始めてみましょう。
将来に必要なスキル、ではなく、「英語を使って世界のたくさんの人と話せるとステキだね」という意識で、楽しく親子で英語学習を進めていってくださいね。

英語ももちろん学べる! 幼児教室ヘーグル

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ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
 

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逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
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