幼児教育で使われるフラッシュカードってどんな効果があるの?

幼児教育で使われるフラッシュカードってどんな効果があるの?
右脳教育を行う幼児教室では必ずといっていいほど使われているフラッシュカード。
一体どのような使い方をして、どのようなプラスの効果があるのか見ていきたいと思います。
 

フラッシュカードはどのようなもの?

フラッシュカードとは、物の名前、数字、漢字、ことわざ、偉人などを書いた大学ノートサイズのカードを読み上げながら、高速でめくっていく教育法です。
高速で絵や文字を見せることで言語や論理的思考を得意とする左脳での判断が追いつかず、視覚理解を得意とする右脳での情報処理が優先的に行われるため、右脳教育を行う幼児教室などで取り扱われることが多いです。
 

幼児教育で使われるフラッシュカードってどんな効果があるの?

フラッシュカードは大量の記憶を一気にインプットすることで、右脳を活性化するのによいとされています。
特に幼児期は視覚優位で情報をインプットする能力に長けており、脳の発達が著しいこの時期に合わせて大量に良質な情報を浴びることで、普段あまり使われることがない右脳の潜在領域が一気に開花すると考えられています。

ただし、フラッシュカードばかりやって、五感を使って知る機会をもたないのは逆に弊害となります。幼児期は五感を使って全力で世界の物事を学ぼうとしている時期。例えばフラッシュカードでりんごと何度も教えるよりも、実際にりんごを触り、匂いを嗅ぎ、皮をむいて中身を見せて、口に含ませて舌触りや噛んだときの音を体験させてあげる方が、脳にインプットされる情報量が桁違いに大きいのです。

何事も知識偏重に陥らず、バランスよく体験させることが大事です。
そのためにもフラッシュカードで知った知識を、現実世界でも見たり触ったりする体験をさせてあげることが大事です。
 

フラッシュカードの落とし穴

正しくフラッシュカードを行わないと、言語の発達や情緒面の発育に影響が出ることがあると言われています。
例えば、動物や魚など興味があるものの名前は言えるけれども、会話などが上手にできない、覇気がなく表情の変化が乏しい、周囲の状況を見て判断したりすることが苦手、自主的に考えて行動できない、などといったことです。

親の一方的な押し付けに終始することがないように、子どもが何に興味をもっているのか、何を見てどんな反応をしているのかなど、その子の特性を見極めながら楽しんで参加してくれるように関わることが大事です。

フラッシュカードはあくまで子どもが興味をもつきっかけにすぎず、百聞は一見に如かずで実際に体験させてあげることが何倍も大きな価値があります。
 

現実世界の物とリンクさせることが大事

フラッシュカードで学んだことを知識として定着させて、そこから知識を深めていくためには、現実世界とのリンクが必要です。
例えばフラッシュカードで海の生き物を覚えたら、海や水族館などに行って実物を見せてあげるのです。

魚が力強く泳ぐ様、クジラの大きさ、イソギンチャクの柔らかさ、ヒトデのひんやりした触覚、浜で嗅ぐ潮の香り、波しぶきの冷たさなど、五感で味わった体験は脳内に刷り込まれて記憶されます。らにもっと深く知りたいという欲求が生まれて、自ら図鑑で調べて学ぼうとする子もいるでしょう。こうした知的好奇心を刺激することこそが、教育の本質です。
ぜひ、フラッシュカードなどの教材を利用しつつ、子どもの好奇心を刺激する体験をたくさんさせてあげてくださいね。