幼児教育で子どもを勉強嫌いにさせないコツとは

英語の勉強をする子供就学前の6歳までに行う教育を幼児教育と呼びます。北欧諸国などを中心に教育業界では、脳の成長が一生で最も高い幼児期にこそ、早期教育をすることが重要であるとされていますが、この時期にどのような教育をすればいいのでしょうか?
 

1日たった10分の勉強でよい

教育熱心なご家庭ほど、1日2時間以上と過剰に勉強をさせてしまう傾向があります。
賢い子に育ってほしいという気持ちが強すぎるあまりに勉強を強要してしまうと、勉強嫌いの子になってしまうため注意が必要です。目安として3歳ぐらいのお子さんであれば、1日10分間集中して勉強させる時間があれば十分です。
ポイントはだらだらと勉強させるのではなく、集中して10分間ワークを行うことです。

机上で行う勉強の多くは、文字を使って会話したりや文章を書いたりするために言語を学んだり、数字を使って計算する方法を学んだりする、抽象的な思考を鍛えるための訓練です。
この抽象的な事柄を扱えるようになるのに適した教材が知育ドリルであると、ある幼児教育の専門家はいいます。
 

知育ドリルは簡単なものからスタート

幼児教育において難しい問題をすらすら解けるようになってほしいという親の希望から、難しい問題を無理にやらせようとしてしまう方が多いのですが、勉強嫌いにさせないポイントは簡単な問題からスタートすることです。これはテレビゲームなどに例えるとわかりやすいこと。
例えばロールプレイングゲームの場合、弱い敵を倒すところからスタートして徐々に自身がレベルアップしていき、課せられたミッションをクリアする過程で得られる達成感が子どもを夢中にさせるのです。

こうした「自分はできる!」という達成感を味わってもらうためには、実年齢よりも1歳年下向けの知育ドリルから始めるといいのだそうです。
そして子どもが簡単な問題ではもの足りず、もっと難しい問題にチャレンジしたいと思うようになったタイミングで、年齢相応のドリルに移行するのがベストです。
 

どの問題を解くかは子どもに決めさせる

学ばせたいと思う勉強の内容について親が決めてしまいがちですが、何をやりたいかは子どもに選ばせてあげることがモチベーションを保つコツです。
子どもが簡単に解けそうな問題をいくつか準備しておいて、その中から子どもが解きたいと思う問題を自由に選ばせてあげるのです。
同じような問題ばかりを解きたがるときは、本人が満足するまでとことんやらせてあげること。
子どもが自ら「これがやりたい!」という意欲を見せない場合は、アプローチの仕方が間違っているので、子どもが簡単に解ける問題から解かせるという、のめり込ませるためのスタート地点に立ち返る必要があります。
 

就学前にひらがなを覚えさせると勉強嫌いにならない

ひらがなに興味をもち始めたタイミングで親が丁寧に教えてあげると、幼い頃はあっという間に文字を覚えてしまいます。文字は就学後に覚えるのではなく、就学前に覚えてしまうのがおすすめです。なぜならば、文字の読み書きができない状態で勉強をスタートすると、学校の勉強がとても難しく感じてしまい、スタート地点でつまずいて勉強嫌いになってしまうからです。
事前にひらがなをしっかり理解した状態で勉強をスタートすれば、先生の言っていることをきちんと頭で理解でき、自分で教科書を読んで知識を吸収できるようになるので、勉強がどんどん楽しくなります。
 

数字は生活の中で数える練習をする

数字算数力を育てるコツは、数の認識がまだ十分ではない幼い頃から、数をたくさん唱えてあげることが効果的なのだそうです。最初は3までの数字を理解させることからスタートして、徐々に5から10と数を増やしていくのです。
まずは数字の順番に慣れさせるために、湯船で1から順に数えたり、数え歌を一緒に歌って遊んであげたりするところから始めます。
そして、言葉で数字を諳んじて言えるようになったら、今度は5個のおはじきを見せながら数の概念を定着させていきます。
それと同時に5の数字カードを見せてあげると、物の数と数字が頭の中で結びついていくのです。
 

まとめ

今回、ご紹介したのは幼児教育のごく一例です。勉強のスタート地点でつまずくことがないように、就学前に身につけておくべきドリル学習の習慣や、ひらがなや数字などでどんなことをするべきかなどについてお伝えしました。
正解というものはないので、それぞれのご家庭に合ったやり方で進めていきましょう。
お子さんが興味をもっているものは何かを日頃からよく観察して、それを取っ掛かりに遊びの延長線上でうまく誘導してあげることが、勉強を好きになってもらう秘訣です。
ぜひ実践してみてくださいね。