息子と初めての二人旅で見えてきたもの

ヘーグルに入って早1ヶ月となる10月の初旬、人生で初めての息子と親子二人旅をしてみました。仕事で箱根の温泉地に取材で行く用事があったので、ママが働く様子をP助にも見せたかったのです。

そして、たまには環境を変えて宿でゆっくり勉強をしてみるのもいいかなと、弾丸ではありましたが、1泊2日の箱根旅を決行することに。そのときに思ったこと、感じたことを書き留めておきたいと思います。

“働くこと”を人生の早いうちから知ってもらいたい

「なるべく早いうちから、親の働く姿を子どもに見せておきたい」というのが私の子育てにおいてこだわっていることです。それは、私自身が今の仕事スタイルに落ち着くまで、かなり遠回りな人生を歩んだからです。自分が将来働く姿を人生の早いうちにイメージできるようになれば、学ぶことの目的がとても明確になって、人生に迷うことが少なくなるのではないかと感じています。

恥ずかしながら私自身、会社員として企業に勤めていた頃は特に、働いた対価としてお給料をもらっているという実感がとても薄かったように思います。実際、仕事は毎日とても激務で業界的にも終電まで働くことが当たり前でした。経済的にはとても安定していましたが、心がとても不安定だったと思います。

しかし、独立して自分の労働に対する対価が目に見えてわかるようになったことで、働くことがよりリアルに感じられるようになりました。「自分が関わった仕事でクライアントが喜ぶ姿を見られるし、その対価として報酬が得られる」そのシンプルな仕組みを体感できたことで、生活そのものがとても色濃く感じられるようになりました。

ママの仕事は銭湯通いじゃないことを理解してくれた

ある日、P助に

「ママのお仕事ってなんだと思う?」

と聞いたことがありました。すると、

「うーんとね、わかった!銭湯でしょ♪」

と予想だにしない衝撃的な回答が。息子が保育園に言っている間に、私はどうも銭湯に行って遊び呆けていると思われていたようなのです。(実際、私の唯一の息抜きが銭湯通いで、疲れがピークのときに息子2人を連れて週2ペースで通っている)

この不名誉な誤解を解こうと思ったのも、今回、仕事に同行させた理由です。取材先も温泉地でしたが、せっせと取材する私を見て、少しは仕事って何かを理解してくれた様子です。取材する様子をとても興味深そうに眺めていました。

勉強はあくまで手段である

独立したことで漸く、親から手厚い教育を受けてきたことに感謝するようになりました。勉強はあくまで手段であって、そこから何を学び、将来どうやって生きていくかは個人の意志に委ねられています。

学校で学習したことの8割は役に立たないことなのかもしれません。でも、その中から一つでも得意なことや、好きなことを見つけられたら、それは大きな収穫です。それを大事に大事に育てていけば、やがて大きな花を咲かせます。そういう意味で、幼少期からたくさんの事柄や思想に出会えるヘーグルの教育は、自分の長所を見つけて伸ばすには最適な環境だと思うのです。

温泉地で異文化コミュニケーション

平日の観光シーズンオフということもあって、宿泊先の旅館には、私たち以外皆、外国人というとても珍しい環境でした。息子は温泉の中で会ったハワイから来たという美女にひたすら話しかけていました(もちろん日本語)。

そして私が英語でやり取りする様子もとても興味深そうに眺めていたので、英語を学ぶ意味をちょっと理解してくれたようです。

たっぷり温泉に浸かって美味しいご飯を食べて、それからお部屋で息子と一緒にお勉強をして、ふこふこのお布団で眠る…。学生の頃に行った勉強合宿を思い出して、ちょっと懐かしいような、それでいて新鮮でもあるような、なんとも不思議な気分でした。

1年に1回ぐらいは、楽しい場所でプチ勉強合宿するのもいいな…なんて思ったので、また弾丸ツアーを決行してみようと思います。