子育ての知恵ぶろぐ

〜ヘーグル公式ブログ〜

第172回「あなたの子育ては新人類=Z世代育て」

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「Z世代」という言葉を
ご存知でしょうか。

Traditionalist(伝統主義者世代)
=1928-1945年ころの生まれ

Baby boomers(ベビーブーム世代)
=1945-1964年ころの生まれ

GenerationX(X世代)
=1965-1970年ころの生まれ

GenerationY(Y世代)
=1980-1995年ころの生まれ

GenerationZ(Z世代)
=1995年以降の生まれ

この最後の生まれ世代を指す言葉です。

GenerationZ(Z世代)という言葉を
最初に使ったのは、
1950年代初頭にハンガリー人の
世界的に有名な写真家
ロバート・キャパさんです。
(仏語読みではアンドレ・フリードマン)

第二次世界大戦後に成長した
若者らをテーマにした
フォトエッセイのタイトルに
未知の新しい世代という意味で使われ、
次第に人口統計学や
マーケティングの用語としても
広がっていきました。
Y世代は、「ミレニアル世代」と呼ばれ、
今まではY世代とZ世代を
ひっくるめての総称でした。

ミレニアル世代は、
生まれたときから
インターネットに親しんでいる
ということから、
他の世代と嗜好性などが
大きく異なると考えられ、
過去に例を見ないほどに
マーケティング調査をされた層です。

その調査が進んだ結果、
ミレニアル世代のなかでも
更に特徴的な要素が見受けられ、
新たに区別がなされたのが
1990年代後半以降に生まれた
Z世代なのです。
Z世代の特徴とは、

①デジタルネイティブである

②プライバシー保護の意識が高い

③音楽をオンラインで大量消費する

④ブランドではなく
本質に価値基準を置く

⑤オンタイムで仲間と
コミュニケーションをとる

⑥起業家精神が旺盛

⑦9.11を経験しているため、
社会課題への意識が高い

つまり、インターネットに精通し、
情報収集能力がきわめて高く、
タイミングとセグメンテーション
(市場細分化)に非常に敏感であり、
個々人が拡散力をもつ
インフルエンサーである可能性が
高いのです。
この世代は全世界に20億人いると言われ、
極めて高い購買力があります。

米国ではすでに人口の26%をZ世代が占め、
440億ドル(4兆円以上)の購買力が
すでにあるとされています。

幼少期から
デジタルコンテンツの海の中にいる彼らは
こう言います。
「情報とテクノロジーにあふれた世界を
生きている僕たちは、
ゴミを簡単に見分けられる。

だからこそ、
ブランドは『本物』でなければ勝てない」と。
これを受けて、各ブランドは、
旧来のマーケティングの方法を
一掃する必要があるという専門家も
現れてきています。

アイハート・メディアのCMO
ゲイル・トロバーマン氏は、
「我々はミレニアル世代に対して
コンテンツの内容を
60秒⇒30秒⇒15秒⇒10秒と
どんどん短くしていった。

140字のTwitterも同じだ。

しかし、Z世代は違う。

ブランドのストーリー性を重視し、
Z世代が関心のもてる内容にするべきだ」と。
日本でも、
このZ世代は約2800万人いて
総人口の2割強を占めます。

今年7月末、
米ソフト大手アドビシステムが
東大で開いたIT(情報技術)イベントに、
小6ながら、すでに百人一首などの
10個のアプリを開発した
菅野晄さんが登壇しました。

今春までの半年間、
70人から5人に選抜されて
デザインの特訓を受けました。

新たな技術を活かし、
社会に役立つアプリを
200人の前で発表しました。
シンガポールで活動する
企業家支援のビーネクストの設立者、
佐藤輝英さん(43)は、
「技術で我々が世界を良くするとの志があり、
資本主義や社会の転換点を感じる」
と分析します。

将来のジョブズ氏を探すため、
日本、インド、ベトナムを
年100回ほど駆け巡っています。

政府は未来投資戦略で
23年までに時価総額10億ドル(1100億円)の
ベンチャーを20社創出する
目標を掲げています。

私たち親世代は、
ほとんどの人が
中学・高校での勉強や部活、
そして大学受験で忙しい毎日を
過ごしていました。

しかし、そんな「普通の10代」は、
これからどんどん少なくなって
いくのかもしれません。

まずは、今までとは違う
「新しい世代=Z世代」の子どもを
育てているんだという自覚を親
が持つことが、
新たな才能を育む第一歩となります。

そして、
それをさらに加速させるのに
重要な役割を担っているのが
右脳開発です。