第248回 子どもの「悪い言葉」をなおすテクニックとは?

1438475最近、SNSでの誹謗中傷による被害が
話題になっています。

先日も、
若い女性プロレスラーが被害に遭い、
最悪の結末を迎えてしまいました。

このような事件は、後を絶ちませんし、
また、誰にでも起こりうることです。

このような言葉の暴力は、
日常茶飯事になっています。

特に気を付けたいのは、
幼児、小学生にもそれが起こっている
ことです。

幼稚園や学校に行くと、
友達から悪い言葉を投げかけられ、
ほとんど罪悪感なしに何気なく
そのような言葉を使っている子どもの姿を
親が見るとぞっとします。

たしかに悪い言葉を使って、
何となく仲間意識を共有し、
友達関係を作っていく面もありますので、
親としては注意するのも難しいと
感じてしまうこともあるでしょう。

では、
どのようにしたらよいのでしょう。

それには、子どもに本質的な事を
きちんと教え諭すことがポイントと
なります。

まず、
「言葉」の根本的な5つの性質を
教えます。

① 言葉には、エネルギーがある

「言葉」=「言霊(ことだま)」です。

「言葉」には、
「魂」が宿っているという意味です。

これは、
『PAD潜在能力開発初級講座』でも
子どもたちに教えていることです。

言葉には魂があり、
エネルギーがあるのです。

悪い、嫌な言葉には、
悪い、嫌なエネルギーがある、
つまり人に嫌な感情を与えます。

例えば、
「バカ」と言われていい気持ちになる人は
いません。

逆に、「すごい」と言われて
悪い気持ちになる人もいません。
(当然、文脈によって意味合いが
変わる場合もありますが)

② 「言葉」は、潜在意識の中では
  「主語がない」、主語は常に「わたしは」

私たちが通常意識している世界
=顕在意識の世界では、
だれがだれに言った言葉かとか、
主語や述語、修飾語など
文章的に意味をとらえますが、
潜在意識は言葉そのものが持っている
エネルギーをそのまま受けます。

例えば、「おまえは、バカだ」と言えば、
顕在意識のレベルでは、
「おまえ=バカ」が成立しますが、
潜在意識のレベルでは
それぞれの言葉のエネルギーが独立して
入ってきます。

「おまえ」、「バカ」と
それぞれの言葉の持つエネルギーが
それぞれに分かれて入ります。

つまり、「バカ」の主語は
「私は」ということになってしまいます。

③ 「言葉」は、それぞれが独立している

ゆっくり、一つ一つの言葉を
言ってみてください。

「酸っぱい」 「レモンを」 
「想像」 「しないでください」。

さあ、どうでしょう。

もうすでに「酸っぱいレモン」を
想像してしまった後で
「想像しないでください」と言っても、
すでに唾液がどんどん出てきてしまって
いるでしょう。

つまり、潜在意識では、
言葉を並べた「文」としてとらえる前に、
一つ一つの言葉を分けてとらえて
しまいます。

④ 「言葉」は、ブーメランの性質を
  持っている

「そんな悪い言葉を
他人に対して使っていると、
それは自分に返ってくるよ」
などと言われた経験はありませんか。

①~③のことを考え合わせてみれば、
潜在意識には
言葉そのものがもつエネルギーが
ダイレクトに入ってくるのですから、
人に「お前はバカだ」と言ったら、
「お前」は「お前」、
「バカだ」は「バカだ」と
分けて入ります。

つまり、
「バカ」という悪いエネルギーが
主語の「お前は」に関係なく
潜在意識に入ってしまうという
=ブーメランのように
自分に返ってくるということなのです。

⑤ 人は、日常使っている
  「言葉」の世界で生きている

他人を誹謗中傷したりして
汚い言葉を使っている人は、
同じような性質を持つ人たちの世界で
生きています。

そういった世界と無縁な人々は、
まったく違う世界で生きている、
ということを子どもに教え、
どちらの世界で生きたいのかを
問いかけしてみましょう。

このように、子どもには、
「言葉が持つ5つの性質」
を教えましょう。

そして、子どもが悪い言葉を使ったら、
日常生活の中で
いちいち注意するのではなく、
ある程度放っておきます。

でも、
あまりにもひどいなと思った時には、
「○○ちゃん、忘れてないかな?
言葉ってどんな性質があったっけ?」

と定期的に聞いてみてください。

そうすると、
子どもの中にじんわりと本質的な価値観、
そしてものの見方が醸成され、
大きくなると「心のモノサシ」が
できていきます。

ヘーグルの教育は、このような
「普遍的な知識や知恵」というものが
プレ小学部や小学部の授業で
毎回行われる「心の話」や
「PAD潜在能力開発講座」、「人間学講座」、
「Pre-MEP」、「MEP」など、
様々な講座に含まれています。

幼少期から、
このような知恵を無数に学んでいくことで、
将来どんな道に行ったとしても
それぞれの子どもが
大きく羽ばたける基盤を作ることが
できるのです。

右脳開発を中心として
論理思考のできる『能力の「素地力」』と、
どんなことにも立ちむかえ、
優しく受けとめられる
『心の「素地力」』をきちんと
育てましょう。