子育ての知恵ぶろぐ

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第149回「 気をつけよう! 「愛着障害」の壁」

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精神科医の岡田尊司氏は、
『愛着障害』~子ども時代を引きずる人々~
(光文社新書)という本を著しています。

岡田氏によれば、
日本人のうち3人に1人が
この「愛着障害」だというのです。

自分は「自信がない」とか
「自己肯定感」が低い、
「どうやって頑張ればいいのかわからない」
という原因は、
この「愛着障害」にあります。

日本の3人に1人というのは、
世界一です。

その理由は、
核家族化が世界一進んで、
大家族が消えてしまったことによります。
人の顔色を非常に気にしてしまう、
気疲れしやすく
「お前なんかいらない」
と言われないか
いつも不安に思ってしまう、
対立したくないので、
つい相手に合わせてしまい、
人間関係に過敏になってしまう
ということで悩んでいる人も
少なくありません。

親しい関係になるのが煩わしく、
なるべく表面的な関係で
とどまっていたいという人も
多くいます。
そのような行動パターンを
「愛着スタイル」と呼びますが、
これはその人の根底で、
対人関係だけでなく
感情や認知、行動に
幅広く影響していることが
わかってきました。

パーソナリティを形成する
重要なベースとなります。

その人の「愛着スタイル」は、
母親との関りが出発点となります。
子どもが健全に育っていくのには、
「抱っこ」=「スキンシップ」
が重要です。

人は、生まれるとすぐに母親に抱きつき、
つかまろうとしますが、
この行為こそ重要で、
体に触れ、安らうことができる存在が
必要なのです。

そうしたことが
あまり知られていなかったころ、
孤児になった子どもたちは、
スキンシップの不足から食欲が低下し、
衰弱死してしまうことも
少なくありませんでした。

十分な抱っこをせず、
親にあまり依存せずに育った子どもは、
将来大きくなって
対人関係が不安定になったり、
周囲に無関心で何事にも無気力な傾向が
みられるのです。
日本では、
多くの家庭で父親の存在感が
薄くなっています。

母娘でペアルックとか言って
喜んでいて大丈夫でしょうか。

父親の存在感が薄いと、
母と子の「母子分離」がしにくくなります。

父親が家族の中に入り込むことによって、
自分の思う通りにはならない
ということを教えられるのです。

そのようなことをきちんと理解しないと、
子どもの「自我」が発達しないのです。

この「愛着障害」の問題は、
大人になってからも
大きく影響する重大な問題です。

日本には、
そのような「愛着障害」を育む土壌が
できてしまっているのだ
ということを意識して、
子育てと向かわなければなりません。

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