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子育ての知恵ぶろぐ

第188回 子どもたちが大人になった時に必要な教育とは?

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世界中の知識人から賞賛を浴び、
全世界で800万部を突破した
ベストセラー「サピエンス全史」は、
7万年という壮大なスケールで
人類史を描いています。

これを著述したのは、
イスラエルの歴史学者
ユヴァル・ノア・ハラリ氏です。

彼は、最近人類の未来像を描いた
「ホモ・デウス」を著しました。

この作品では、
人類が「ホモ・サピエンス」から
遺伝子工学やAI(人工知能)という
テクノロジーを武器に
「神の人」としての「ホモ・デウス」
(「デウス」というのはラテン語で「神」)
となる物語です。
ハラリ氏がこの本を書こうと思った理由は、
人類史上、最も重大な決断が
今まさになされようとしているから
なのです。

私たちは今、創造主のような力を
手にしつつあります。

40億年という長きにわたって、
生命は自然淘汰の法則に
支配されてきました。

それが、テクノロジーによって
切り崩されようとしているのです。

つまり、人類が科学によって
非有機的な生命体を創り出す時代が
幕を開けようとしているのです。

このような時代には、
自らの発明が世の中に
どのような影響をもたらすのかという
倫理上の問題までも含めて
理解する必要があります。
では、どのような世の中に
なっていくのでしょうか。

彼は、
「人類は少数の超人類と、
多くの無用者階級に分かれる」
と言います。

人類が今までに経験したものとは
比べものにならない
圧倒的な不平等な社会です。

2050年に世界や仕事が
どのようになっているのかは
誰にもわかりません。

どのようなスキルが必要で、
何を伝えればよいかもわかりません。

子どもたちが今、
学校で学んでいることの多くは、
彼らが40歳になる頃には
無意味になっている可能性が高いのです。
今までの人生の考え方は、
学生期に人間的なスキルや
職業的なスキルの基礎となる力を身につけ、
次にこの能力を活かして
世の中に出て生計を立て、
社会に貢献します。

しかし、こうした伝統的なモデルは、
2050年までにはまったく通用しないでしょう。

落ちこぼれとならないためには、
一生学び続け、自己を絶えず
刷新するしかないのです。

40歳になっても、50歳になっても、
60歳になっても
この自己変革が必要なのです。
現代の教育制度は、このように
不安定で緊張感に満ちた人生を
生きるようにはできていません。

子どもたちに教えなければならない
最も重要なことは、
変化にあらがうのではなく、
変化を前向きに受けいられるような
特性=強靭な精神力や
EQ(心の知能指数)の力を高めていくこと
なのです。

そして、目の前の状況が変わったら
それに柔軟に変化して対処できる軽快さが
必要なのです。

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