子育ての知恵ぶろぐ

〜ヘーグル公式ブログ〜

第170回「最新脳科学から見た「右脳記憶の重要性」」

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最新脳科学から見ると、
記憶には3種類あります。

「方法記憶」と「知識記憶」、
そして「経験記憶」です。
これら3つの記憶は、
原始的な「方法記憶」に始まり、
次に「知識記憶」、
そしてさらに高度な「経験記憶」へと
移行していきます。

つまり、年齢が高くなるにつれて
上位の記憶へと変化していくのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、
ハイハイをすることから覚え始め、
次第に大きくなると
自転車にも乗れるようになります。

この場合、
自転車の乗り方を習得する=
「方法記憶」での習得
ということになります。

「知識記憶」と「経験記憶」は
「頭で覚える記憶」=What isですが、
「方法記憶」は
「体で覚える記憶」=How toです。

つまり、「方法記憶」は、
実際にやってみなければ
覚えることができない、
そして人に説明するのも
体験がなければ伝わらないので
困難です。
この「方法記憶」には、
2つの特徴があります。

1つは無意識に作られる記憶=
自然に身につく記憶です。

自転車に乗ることも、
繰り返し練習して、その結果、
ある時、乗れるようになるのです。

2つ目は、
忘れにくい記憶であるということ=
しばらく練習をしなくても
いつでもできるということです。

自転車は、
しばらく乗っていなくても
乗りたいときにまた、
誰でも乗れます。
ただ、
この「方法記憶」は原始的なもので、
幼少期にもっとも早く発達します。

このころは、
上位の「知識記憶」や「経験記憶」が
まだ未発達なので、
幼少期の記憶が
あまり残っていないという人が
多いのはそのためです。
幼稚園から小学生のころになると
「知識記憶」がよく発達します。

自分の好きなキャラクターやアニメなども
丸暗記してしまうことなど朝飯前です。

ただ、この「知識記憶」は、
自分が好きなことや
興味のあることに対しては
非常に大きな力を発揮しますが、
そうでない場合は、
忘却も早いという特徴もあります。

学校のテストのときに、
一度覚えたのに
なかなか思い出せないという経験は
誰でもあります。
この時に、
さらに上位の「経験記憶」のレベルに
あげて覚えるというのが
有効な方法です。

語呂合わせで覚えたり、
何かに関連付けて覚えたりすると、
なかなか忘れにくくなります。

このように
何かに結び付けて覚えようとすることを
「連合」と言います。
ここで、
「右脳記憶法」を用いると、
さらに強固な記憶となります。

つまり、
単に言葉を覚えるのではなく、
「イメージして記憶」するのです。

イメージを伴った記憶は、
「経験記憶」に近い状態となります。

さらに、
一つ一つの知識を
ばらばらにしておくのではなく、
それぞれを結び付けて
「連合」していきます。

つまり、知識の街を作るのです。

これを「精緻化」と言います。

これをすると、
物事が関連付けられて整理されるので、
非常に思い出しやすくなります。
ですから、
右脳のイメージ力をふんだんに使い、
様々なものを連合させて
覚えるようにしましょう。

例えば、
英単語を一語だけ覚えるというのではなく、
例文や用法なども一緒に覚える方が
楽なのです。

イメージするという行為は、
記憶の中枢である海馬を
強烈に刺激します。

つまり、「イメージ力」は、
「精緻化」と「海馬の活性化」という
二つの利点があります。

「イメージ力」を使えば使うほど、
はるかに記憶に残りやすくなります。
「知識記憶」の力は、
中高生になると次第に衰え、
次の「経験記憶」に移行します。

単にペーパー上で記憶する
「知識記憶」よりも、
実際の経験を伴った「経験記憶」は、
覚えやすかったり、
忘れにくかったりします。

進化の過程で、
高等動物ほど発達するのが
この「経験記憶」です。

記憶を定着するのには、
実際に経験をする機会を増やすことが
大切です。

例えば、人に説明をしたり、
実際に行動して体験したり、
イメージしたりということをしていくと、
単なる「知識記憶」から
「経験記憶」に移行します。

そうすると、
安定した長期記憶となっていくのです。
年齢とともに
「方法記憶」→「知識記憶」→「経験記憶」
へと移行していきます。

ヘーグルで右脳開発をした子は、
この記憶の移行によって、
年齢が増すと
さらに有利になっていきます。

小学生の時よりも
中・高生になって
さらに成績アップしていくというのは、
この記憶の移行によっておこるのです。