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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】もう限界…から抜け出す!育児ストレスの原因と解消法について徹底解説!

育児ストレスと解消法

育児はわが子の成長を見守る幸せな時間であるとともに、親の心身にとって大なり小なり負担にもなるもの。育児ストレスがたまって限界になると、イライラや不眠、無気力、ネグレクト(育児放棄)にまでつながってしまうことも。
本記事では主な育児ストレスの原因と、適切な解消方法を解説していきます。ストレスで体を壊したり、大切な子どもや家族にぶつけたりして後悔する前に、上手に解消していくようにしましょう。

育児ストレスの主な原因とは

育児ストレスの原因は多岐にわたり、環境や個々の状況によって異なります。まずは、よくある原因を6つ、見ていきましょう。

睡眠不足などで疲れがたまる

0歳では夜間の頻回の授乳、さらに2歳ごろまでは夜泣きの対応が続き、親は睡眠が十分に取れないこともよくあります。そうなると疲れが解消されず、どんどんたまってしまうことに。
身体の疲れは精神にも影響します。疲れが解消されないまま、途切れのない子どもの世話が日々続くと、ストレスにつながってしまうのです。

泣いたり反抗したり、子どもがいうことを聞かない

幼い子どもは自分の感情をまだ上手にコントロールできません。ちょっとしたことで泣いたりわがままを言ったり、2~3歳ごろのイヤイヤ期になるとなんでも「いや!」と反抗したり。大人の都合などは考えず、思うがままに振る舞います。
親に余裕があるときはいいのですが、時間がなくて急いでいる、子どもが失敗を何度も繰り返す、疲れているといった場合は、イライラしてしまうことも。

家事や仕事との両立が負担に

子どもが生まれても、料理、洗濯、掃除といった家事は同じようにしなくてはなりません。しかし、子どもの世話は待ったなし。特に0~2歳ごろは目を離すと危険な場合もあるので、子どもの様子を見ながら家事をこなさなければなりません。
特に自分以外に見てくれる大人がいない場合、買い物一つにしても子どもを連れて行かざるを得ず、洗濯物を干す間も子どもが安全かを確認しながらやる必要があり、なかなか作業がはかどりません。わずかな時間しか気を抜くことができない状況は、親の気持ちを追い詰めてしまいます。
また、仕事をしながらの育児・家事は時間との戦いです。子どもを迎えに行くために仕事を途中で切り上げなくてはならない、といったことはしばしば。「大切な子どものために時間を取りたいけれど、仕事にももっと取り組みたい」。そんなジレンマに悩んでいる親も少なくないでしょう。

パートナーへの不満

子育てや家事は夫婦ふたりで分担して行うもの。どちらかに負担が偏ってしまうと、ストレスの大きな原因になります。一般的には妻の比重が大きくなることが多く、「夫の子育て・家事への参加が少ない」ことについてSNSなどで不満の声がよく見られます。
「ほとんど家事をしてくれない」といった声のほか、「“手伝い”気分で軽くしかやってくれない」など不満はさまざま。近年は共働きの世帯も多く、「互いに仕事をしているのに自分ばかり家事や育児の負担を強いられている」といったモヤモヤが蓄積している妻も多いようです。

ワンオペレーションで孤独に陥る

パートナーの仕事の都合などでほとんど一人で子育てをしているという親もいます。手伝ってくれる人もいなくて仕事もしていない場合、大人と話す機会が一日に一度もない、という日も。現代は核家族が多く、このように孤独に子どもと向き合う日々を送る人も少なくない状況です。
子育ての悩みや不安を誰かに話して聞いてもらうことができにくい、いわゆる「孤育て」の状態は、少しずつ心をむしばんでいきます。

他の親と比較をして落ち込む

他の子どもや家庭と比較して自信をなくし、ストレスを抱えるという親もいるようです。特に、昨今はSNSが原因になることも多数。SNSでは不特定多数の情報がどんどんと入ってくるため、「うちの子と同じ月齢の子がもう歩いている」「この家庭はパパも積極的に育児してくれている。うちは…」と、見ず知らずの親子と比較して焦ったり、落ち込んでしまったりすることもあるようです。
どんなにうまくいっていそうな家庭でも、子育てはそれなりに大変なもの。でも、SNSでは楽しそうな一場面だけが流れてきます。さらに身近でリアルに相談できる人が少ない状況では、「自分はちゃんと育児できていないのかも」と自信をなくしてしまうこともあるのです。

今すぐできる育児ストレスの解消法5選

ストレスを軽減するためには、自分に合った方法を見つけて実践することが大切です。以下に、育児ストレスの解消法を5つご紹介します。

「自分の時間」を少しでも作る

子育てをしているととにかく時間がない、という人が多いでしょう。しかし、一日5分、10分でもいいので、好きなことややりたいことをする自分だけの時間を持つように工夫してみてください。
・大好きなスイーツを食べる
・アロマオイルでハンドマッサージをする
・ストレッチをする
・音楽を聞く
・録りためたドラマを見る
・マンガを読む
などなんでもOK。子どもが昼寝をしているとき、寝かしつけた後など、いつもは疲れてスマホタイムか寝てしまう時間に、少しがんばって自分時間を捻出してみるのです。
気持ちを切り替えて取り掛かるまでは気合が必要かもしれませんが、少しの時間でも自分のために楽しむことが、かけがえのないリフレッシュになります。スキマ時間にスムーズに「自分時間」を取れるように、必要なグッズは手の届くところにおいておくといいでしょう。
もちろん、パートナーなどに子どもを見ていてもらえるようであれば、たまには半日や1日時間を取ってショッピングや美容院に行くなど、一人の時間を満喫すると気持ちが軽くなります。

「完璧」を求めない

現代は、多くのモデルパターンやノウハウが簡単に得られる時代。それらを目にして、「子育てはこうしなくては」と、いつの間にか自分を縛り付けてしまう可能性もあります。また、出生数が少なくなっている今、親が一人一人の子どもに掛ける思いが強くなり、「何一つ失敗せず完璧な子育てを」と考えている人もいるかもしれません。
しかし、そうした完璧主義はときに自分を追い詰めてしまいます。「できていない」ことばかりを気にするのではなく、「今日はこれをがんばった」「今日も一日子どもが元気で過ごせた」など、できたこと、がんばったことにフォーカスして自分をほめ、いたわって過ごすように意識していきましょう。
完璧を求めないのは子どもやパートナーに対しても同様です。まずはできていること、やってくれたことを認め、感謝の気持ちを持つようにすると、関係性も良くなります。

「話せる」人を見つける

人に話を聞いてもらうだけで、少し心が軽くなることもあります。パートナーはもちろんですが、親や友人とも積極的に話す機会を持つといいでしょう。
地域の子育てイベントに参加する、子育て支援の施設に行ってみるのもおすすめです。同じような年齢の親子が集まってくるので、子どもを遊ばせながら悩みやグチを共有することができます。
なかなか人に話せないときは、日記で時々の感情を露出し、記録するのもいいでしょう。SNSを活用している人も多数。ただ、SNSは共感も得られれば、攻撃的な反応が返ってくる場合もあります。そうしたことを理解したうえで、適度な距離を置いて利用することが大切です。

義務感ではなく、自ら積極的に「楽しむ」

子育ては「公園に連れて行かなくては」「汚れたから着替えをさせなくては」などと、「~しなければならない」ことに追われているとつらくなるもの。義務感で全てを行うのではなく、自分も積極的に楽しむようにしていくのが、ストレス軽減のポイントです。
「公園にでかけるよ。どちらが靴を早く履けるか競争!」
「服が汚れたね。さあ、ドレスチェンジタイム!」
など、ちょっとしたゲームを取り入れたり考え方を変えたりするだけで親も楽しくなるのではないでしょうか。
また、全てを子どもに合わせる必要はありません。時には親の趣味や好きなことに付き合ってもらうのもいいでしょう。年齢によっては美術館に連れて行ったり、ショッピングで一緒に服を選んでもらったり。親の楽しそうな顔は、子どもの笑顔も引き出すものです。

パートナーや専門機関など頼れる人には「頼る」

小さなストレスでも、それが積もり積もると心身の健康を害することに。そうならないためには、頼れる人にはどんどんと頼ることが大切です。
まずはパートナー。日々の悩みや感じたことなど小さなことでもため込まず共有して、協力して子育てをしていきましょう。やってもらいたいことがあれば、察してもらうのを待つのではなく丁寧に説明します。
また、親や兄弟など近くに住んでいる親族にも遠慮せずサポートの依頼を。ただ、相手の都合も考え、感謝の気持ちを表すことを忘れてはいけません。
近くに親族などがいない場合、専門機関に頼るのも方法の一つ。各地域には子育て支援センターが設けられており、親の悩みのカウンセリングや相談を受け付けています。
幼児期であれば一時保育の利用も可能。数時間子どもを預けて、睡眠をとったり美容室に行ったり、親の時間を確保することができます。ストレスが爆発する前に、上手に外部を利用して気持ちの発散を行いましょう。

育児ストレスと解消法

まとめ

育児ストレスは、子どもへの愛情があるからこそ

子育てがうまくいかないとイライラしたり、焦ったりする気持ちは、大切なわが子をよりよく育てたいという愛情があるからこそ。ストレスがたまって子どもへ当たるようなことがあれば、親自身がとても悲しい思いをします。
イライラを感じたら、子どもへの愛を改めて思い出し、一つ深呼吸して気持ちを落ち着けるようにしましょう。

自分に優しくすることが子どもにも優しくできる近道

自分を責めそうになったら、小さなことでもできたこと、がんばったことを考えて自身をほめてあげましょう。たまには心と体を休息させ、自分をいたわることも大切です。そうして自分に優しくすることで心に余裕ができ、結果的に子どもにも優しく接することができるようになります。

小さな解消法を取り入れて、ストレスをためないようにしよう

子どもを預けてまる1日休む、といった大きなストレス解消はたびたびできないかもしれません。それでも、日々の中で10分自分の時間を持つ、友だちと1,2時間話すといった小さなストレス解消法をこまめに取り入れるだけで、気持ちはずいぶん変わってくるはずです。
子育ては思い通りにいかないのが当たり前。子どもそれぞれにベストな対応も違います。他と比べることなく、目の前の子どもの声をよく聞いて様子をよく見て、柔軟に対応していけばいいのです。

逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督(へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。

 

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