子育ての知恵ぶろぐ

〜ヘーグル公式ブログ〜

2018年10月17日
by ヘーグル
第180回「脳科学から見た、子どもの「好奇心」を引き出す方法 」 はコメントを受け付けていません。

第180回「脳科学から見た、子どもの「好奇心」を引き出す方法 」

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「子どもの好奇心」を引き出してあげたい
と思う親御さまは大変多いと思います。

子どもは、本来、好奇心に満ちた存在です。

特に、産まれたての赤ちゃんにとっては、
初めて見るものばかりです。

身の回りにあるもの全てが好奇心の対象です。
しかし、子どもが大きくなるにつれて、
周りにあるものに次第に興味を
示さなくなってしまいます。

どのようにしたら子どもの好奇心を
育てていくことができるのでしょうか。
まず、子どもの身の回りにあるものに
興味を持ったら、
それにとことん付き合ってあげる
ことです。

例えば、プラレールに興味を持ったり、
昆虫に興味を持ったりします。

その時、親はもっと学力に結びつくものに
興味を持ってもらうと喜びます。

「プラレールなんて単なる遊びじゃない」
とか、
「虫なんて見るのも気持ち悪いし嫌だわ」
などと言って、
子どもがせっかく興味を持ったのに、
親がその対象自体を否定してしまったり
受け入れることができないといったことは
よくあります。

子どもが持った興味の対象自体を
親が否定してしまうと
子どもの好奇心を育てることはできません。
「脳」の研究に関する書籍を
多数執筆している
東北大学加齢医学研究所・瀧靖之教授は、
東大生の脳を磨くのは
「子どもの頃のハマリ体験」
だと説明しています。

自分の身近にあるものに興味を持ち、
それをとことん調べる姿勢が
とても大事なのです。

東大生の親は、「勉強しなさい」とは言わず、
この「ハマリ体験」を促します。

好奇心から物事を突き詰めることによって、
やる気の物質であるドーパミンが放出され、
脳のいろいろな部分の体積が大きくなる
ことが分かっているからです。
ですから、子どもが興味を持つ対象は、
極端に言えば、何でもいいのです。

子どもが興味を持った分野をどう広げていくか、
どう深めていくかといった知恵を
親や周りの大人たちが持つべきです。
例えば、電車に興味を持ったとすれば、
駅名などはほとんど漢字で表記されていますので、
漢字を覚えるチャンスは無数にあります。

ヘーグルOBで東大理Ⅰに進学したS君は、
電車が好きでお母さんと一緒に
青春18きっぷで小4の夏に全国を旅行しました。

お母さんは、
「乗ることのできる列車が普通電車なので、
椅子が硬くて腰がとても痛くなりました。
体力的にはとてもきつかったです」
とおっしゃっていました。
子どもの好奇心や関心事に
親がとことん付き合ってあげることが、
子どもの好奇心を育てる近道なのです。

2018年10月10日
by ヘーグル
第179回「早慶など17私大3年で合格者38,000人減!難化する大学入試に幼児期から育てておきたい『〇〇力』」 はコメントを受け付けていません。

第179回「早慶など17私大3年で合格者38,000人減!難化する大学入試に幼児期から育てておきたい『〇〇力』」

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大学入試の「定員厳格化」が、
受験生や大学に大きな影響を
及ぼしています。

これまで、大学は入学定員充足率
(入学定員に対する入学者数の割合)を
1.2倍までに抑えれば
私学助成金が交付されていましたが、
この基準が16年度は1.17倍、
17年度は1.14倍、18年度は1.1倍と
年々厳しくなっています。

基準を超えると
助成金は全額カットとなるため、
各大学は基準内に収めるべく、
奮闘しています。
17年度、18年度と
大都市圏のほとんどの私大が
合格者数を大幅に絞っています。

18年度入試で
合格者数を前年より大幅に減らしたのは、
法政大(▲3633人)、
東洋大(▲3170人)、
立命館大(▲3147人)、
関西学院大(▲2460人)、
京都産業大(▲2346人)など。

早稲田大も2年連続で、
2千人前後絞っています。
歩留まりが読めないため、
各大学は合格者数を絞って
様子をみたうえで、
「追加合格」を出して
調整を図るしかありません。

3月末に追加合格を出す大学もあり、
受験生にとっては、
ぎりぎりまで入学先が決まらない
という事態にもなりかねません。
さらに追い打ちをかけそうなのが、
すでに国会に提出されている
「23区の私大定員抑制」法案です。

これは、東京23区内の大学新設や
定員増を原則10年間認めず、
新規の学部学科の設置も
現状の定員内でしか
認めないというものです。

法案が通れば、
20年度から規制が始まります。

狙いは、東京一極集中の是正で、
東京への流出で地方の若者が減り、
地域の活力が低下しているとして、
地方大学の振興と雇用機会の創出を
目的としています。
日本では、
少子化が進んではいますが、
大学の入試環境は
さらに激化しています。

自民党の教育再生実行本部会は、
「国立大学も定員を減らして、
国際的な土俵で互角に戦える大学を創る」
という構想を提言しています。

1学年が200万人だったかつての時代と
120万人の今では、
同じ定数で取ったら質が落ちる
という論理もあります。

京大を東大の3分の2にするとか、
各大学の定員を半分以下、
3分の1にするなどの案も出ています。
このような問題は、
世界的な問題でもあります。

世界中で
タイ映画『バッド・ジーニアス』が
大ヒットしています。

これは、
受験戦争のあまりの激しさを、
入試のカンニングというテーマから
如実に描き出している作品です。
このような時代に、
私たちはどのように
対処したらよいのでしょう。

それは、
子どもに確固たる「素地力」を
幼少期からつけさせることです。

ヘーグルが提唱している「素地力」
(右脳記憶力、イメージ力、高速処理能力、
高効率学習能力、波動読み、速読力など)
を子どもに
きちんと身につけさせてあげれば
恐れることはありません。
ヘーグルで培った「素地力」は、
子どもが中学、高校と進学していくほど、
さらにその能力は高くなる傾向にあります。

本人が、将来を明確に描けば描くほど、
対処していく心が固まり、
本気度が増すことによって
幼少期から培ってきた力を
存分に発揮する環境が整うように
なるからです。
ですから、
ヘーグルでの取り組みを
教室やお家でもきちんと
こなしていきましょう。

そうすることによって、
「素地力」の定着度がさらに高まり、
どんどん強い力となっていきます。

2018年10月3日
by ヘーグル
第178回「『器の大きな子』に育てるには?」 はコメントを受け付けていません。

第178回「『器の大きな子』に育てるには?」

父親セミナーアイキャッチ

現代の子どもたちは
「思いやり」に欠けると
よく言われます。

また、他人の気持ちがわからない、
コミュニケーション能力が
うまく育っていないといったことが
起こっています。

この「思いやり」は、
幼少期に親がどんな価値観を植えつけ、
どのように子どもに考えさせていくか
ということに大きく関わってきます。
「認知バイアス」
というのがあります。

これは、
認知心理学や社会心理学の理論です。

人間は、
意思決定や合理的選択を行う場合、
必ず何らかのバイアス=偏りを経て
認識します。

いわゆる偏見と言われるものですが、
この認知バイアスは数多くあります。
そのうちの一つに
「帰属のバイアス」があります。

これは、
「自分をどう評価するか」という問題が
起こったときに、
どこに原因や理由付けを求めるか
ということです。

この帰属のバイアスが
どうなっているのか、ということは
その人間にとっての価値観の大元を
形成していくものであり、
ある意味、
人格形成にも影響を及ぼします。
例えば、ある問題が起こり、
この問題が生じた責任は
他人にあるのか、自分にあるのか
といった場合に
安易に他人にあるとしたり
自分にあるとしたりして、
きちんとした分析をせず
安易に問題を片づけてしまうことが
あります。

このような
偏った問題処理のしかたをしていると、
それが思考の癖として定着してしまい、
やがて、
「思考のショートカット」を
作ってしまうことになります。
子どもの幼少期は、
親の考え方や癖が
その子の人格形成に
大きな影響を与えます。

ですから、
このような時期に
子どもにどう対処するかを
よく考えて接していかなければ
なりません。
来る10月14日(日)には、
「第7回父親セミナー」
を立川本部校で開催します。

テーマは
『器の大きい子に育てる父親学』です。

これからは、
急速に変化していく、
なかなか先が読めない時代です。

そんな時こそ、
「器の大きな人間」に育て、
どんな時代でも対処できる子を
育てることが必要です。

それに大きくかかわっているのは
両親ですが、
父親の役割も重要です。

そのことについて、
今回のセミナーでは深く考えていきます。

ぜひ、ご参加ください。

2018年9月26日
by ヘーグル
第177回「PAD中級講座で、右脳開発最高の成果を!」 はコメントを受け付けていません。

第177回「PAD中級講座で、右脳開発最高の成果を!」

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2018年8月5日より8日までの4日間、
PAD潜在能力開発中級講座が
開講されました。

今年も、
熊本県、愛知県、奈良県、
新潟県、群馬県からの参加者もあり、
日本全国からお集まりいただきました。

この講座は、
小学3年生以上中・高・大そして
大人が参加する
本格的な潜在能力開発講座です。

参加するには、
PAD初級講座を受講済みであることが
必要です。

参加者の多くは、
PAD初級講座のみならず、
PAD高速学習マスター講座
基本トレーニングコース、
PAD高速学習マスター講座
記憶実践コースも
受講しています。
ヘーグルは、
幼児・小学生の指導を中心とした
教室です。

しかし、
PAD講座、特に中級講座は
小学生以上の中高生や大人も参加し、
それぞれが大きな成果をあげています。

では、
なぜそのような年齢の方々まで
指導を行うのでしょうか。

それは、
ヘーグルの右脳開発の成果のレベルが
他を圧倒するレベルにまで
到達しているからです。

大人でも十分に成果を上げています。
最近では、
例えば大学教授の方々も
右脳開発による大きな成果を
あげられています。

具体的に
どのような成果が出るのかと言えば、
仕事のレベルや水準が大きく上がったとか、
縁する方々も変わり、
さらに大きなフィールドでの活躍の場が
広がったなどいう報告が
どんどん来ています。
また、
単なる能力の開発だけでなく、
人間力も高められる内容になっています。

様々な視点から、
今地球上でおきている問題を深く洞察し、
これからの世界に何が必要なのかを
考えていきます。

自分中心の考え方ではなく、
生かされている人間としての
義務と責任の上にある本当の自由を
実現していくことを学びます。

ここに、
参加された方々の感想を
いくつか紹介します。

【中2女子】
新しい右脳記憶方法を使うと、
今までの10倍以上覚えやすく、
これからの勉強での記憶に
しっかりと使っていきたいです。

【中1女子】
記憶力や集中力が伸びただけでなく、
心の成長にもつながったと思います。

今の世の中をよく知ることができ、
そしてそれを変えていくのは
自分だと実感できました。

【小4女子】
この4日間はあっという間でしたが、
始める前と後では
速読力、記憶力、集中力、イメージ力などが、
あり得ないくらい高くなりました。

しかもすごく楽しかったです。

どのトレーニングも
気づいたら集中していて楽しいのに
能力を伸ばしてくれるというのは
すごいと思いました。

この中級で得た力は一生役立つと思います。

【お母様】
4日間ありがとうございました。

深いレベルの真実と愛情を
子どもたちに命がけで
教えてくださっていることに感謝です。

私たち親子にとって
すごく楽しい思い出の時間を
与えてくださったことにも
感謝の思いでいっぱいです。

HEGLに出会えてよかったです。

私自身、
世界レベルの愛情に気付くことが
できました。

これも中級のお蔭です。

2018年9月19日
by ヘーグル
第176回「ILC誘致が今後の日本の行方を左右する」 はコメントを受け付けていません。

第176回「ILC誘致が今後の日本の行方を左右する」

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ILCとは、
「国際リニアコライダー」
のことです。

このILCは日米欧の共同事業で、
岩手県を中心とした
北上山地が候補地となっており、
文部科学省が
正式に誘致をするかどうかを
年内に決める見通しです。
ILCの心臓部となる直線型トンネル
「超伝導加速空洞」を製造するのは
三菱重工業。

粒子に電波を当てて加速させる
大電力のマイクロ波発生真空管の
独自技術を持つのは東芝。

素粒子を一瞬で測定する
高性能検出器は、
浜松ホトニクスです。

その技術は、
ニュートリノ観測装置
「カミオカンデ」の開発を通じて
培いました。
これら日本の「ものづくり企業」の
技術を結集しなければ
ILCは建設できません。

日本が
建設候補地に選ばれた理由の1つが、
これです。

米国や欧州も一時は手を挙げましたが、
日本に一本化されました。

ILCは地中で光の速さ近くまで
電子や陽電子を加速させる
「半端ない」施設です。

急加速には
20キロメートル超の長さの磁石を
効率よく一気に冷やして
超電導状態にしなければなりません。

実現できるのはIHIの技術だけです。
ILCでは
「ビッグバン」が起きた直後の宇宙を
再現できると言われています。

中央部の「粒子測定器」で
精密に観測すれば、
宇宙に物質が生まれた仕組みなどの
謎にも迫れる可能性があります。

ブラウン管テレビや電子顕微鏡など、
加速器から派生した技術を使って
生まれた製品は多いのです。

がんの放射線治療では
がん細胞を狙い撃つため
加速器が欠かせません。

インターネットの
ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)も
巨大加速器「LHC」の膨大なデータを
管理するために開発されました。
ILCが建設されれば、
次世代エネルギーシステムや
画期的な新薬開発の技法などが
生まれると期待されています。

世界の大手企業が
ILC周辺に研究拠点を置くことで
スタートアップなどが数多く育ち、
一大産業の集積地「北上バレー」が
生まれる可能性も高いのです。
ILCのような
先端施設のために磨いた要素技術は
次代の主力事業のタネになり得ます。

加速空洞を開発する三菱重工子会社、
三菱重工機械システム(神戸市)
設備インフラ事業本部の仙入克也次長は、
キー技術の革新は既存事業にも
プラス効果をもたらす
と話します。

ILCは多くのイノベーションを生み出す。
日本で建設できれば、
次世代の一大産業を
主導できるようになる。

東京大学素粒子物理国際研究センターの
山下了特任教授も、こう強調します。
ヒッグス粒子の謎を解き明かし、
「物質」「質量」「重力」等について
解明するというのが
究極的な「ニーズ」ですが、
それ以外にも
「使用済み核燃料の半減期を短縮する」
といった高次のニーズもあります。

ILC設置後20年間で、
経済効果5.7兆円という試算も
あります。

また、ILC誘致が呼び水になり、
加速器を使って開発した部品の利用が
半導体、自動車などの産業分野で
拡大すると仮定した場合の経済効果を
3兆106億円と算出しています。

しかし、
約5000億円とされる
巨額の建設費が問題視され、
建設には賛否両論があります。

もし、日本がILC誘致を断念すると、
本来は
「開発される可能性があった技術」
が、夢幻と終わるのです。
ある意味で、
これからの日本が最先端科学技術の分野で
リードしていく立場を
維持していくのかどうかの
分岐点にいるのは確かです。