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子育ての知恵ぶろぐ

第205回 子どもの生命を守ってあげよう

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最近、子どもたちの命が奪われる事件が
多発しています。

あまりに簡単に生命を奪われてしまうので、
本当に悲しくなります。

今まで安全と思われていた所にも
危険がいっぱい潜んでいます。

どうやら、安全に対する感覚を
もう一度見直さなければなりません。

■学校生活での盲点

高校卒業式前の大掃除で転落死
「息子の死 防げたのでは」という記事が
朝日新聞にありました。

福岡県に住む原藤圭汰さん(当時18歳)は、
越境入学していた大分県中津市の
県立中津南高校の掃除中に、
校舎4階の窓から転落して亡くなりました。

事故当日は年7、8回の大掃除で、
ワックスがけや窓拭きなどを
行っていました。

朝礼で担任は、
最後の清掃なので心を込めるようにと、
生徒に伝えていました。

大掃除に取りかかった圭汰さんは、
分担された1階のトイレを掃除。

3年生の教室がある4階に戻ると、
級友が廊下の窓から庇(ひさし)に出て
窓の外側を拭いていました。

庇の幅は1.1メートル。

手すりや柵はありません。

手伝おうとした圭汰さんは、
庇に下りる際に転落。

約9メートル下の2階テラスで
全身を打ちました。
進学校の同校は、もとは
父親である弘憲さんのあこがれでした。

その夢を圭汰さんが実現したとき、
親子2人で泣きました。

絵が得意で、役場で働きながら
漫画家を目指すと話していました。

その息子は、自宅に届いた大学の合格通知を
受け取れませんでした。
同校では当時、窓掃除の取り決めはなく、
教員たちは以前から庇に出て窓を拭く生徒を
知っていましたが、
気を付けるよう注意するだけだったと
言います。

産業技術総合研究所の分析によると、
自殺の疑いと明記されたケースを除く転落死が、
16年度までの10年間に
高校生19件、中学生9件、小学生7件、
合計35件ありました。

■登下校時の盲点

日本スポーツ振興センター(JSC)の
学校事故データを
産業技術総合研究所が分析すると、
16年度までの10年間に起きた
幼保・小中高生の死亡事故のうち
登下校中に起きたものが448人でした。

小1~小3の低学年で74%を占めたのが
歩行中の事故でした。

中高生になると、自転車での事故が増えます。

自転車乗車時のヘルメット着用は必須です。

■「教育機会確保法」の存在を知る

平成28年に、不登校の子供に、
学校外での多様な学びの場を提供することを
目的とした法律が制定されました。
正式名称は
「義務教育の段階における普通教育に相当する
教育の機会の確保等に関する法律」
です。

「教育機会確保法」は、
学校復帰を大前提としていた
従来の不登校対策を転換し
学校外での「多様で適切な学習活動」
の重要性を指摘し、
不登校児童・生徒の無理な通学は
かえって状況を悪化させる懸念があるため、
子どもたちの「休養の必要性」を認めた
法律です。
つまり、従来の学校生活の環境が
著しく変化している今、
強制的に通学させるという概念を打ち破り、
「子どもの生命を救うことが第一であり、
そのためには通学という選択肢以外の方法を
共存させることによって、
子どもが自ら命を絶つことを
阻止するという目的に変わった」
ということなのです。

子どもたちが置かれている環境を
もう一度冷静に見直し、
親として何をしてあげられるのかを考え、
積極的に行動をすることが、
子どもの生命を救うことになるのです。

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