第215回 戦争の悲惨さを赤裸々に描いた、映画「ひろしま」

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2019年8月16日の24時、
17日の午前零時からNHK教育テレビで
映画「ひろしま」が放映されました。

原爆投下直後、広島で何があったのか?

この映画は、あまりにも悲惨だった
原爆投下の直後の様子を
赤裸々に描いています。

白黒映画ですが、
その描写はあまりにもリアルなので、
小学生低学年の子どもには
ちょっと刺激が大きすぎると思いますので、
子どもに見せる前に
親御様が一度その内容をご覧になってから、
適当な時期に見せてほしいと思います。

もしかしたら、子どもによっては
中学生になってからの方がいい場合も
あると思いますので、
その判断はご家庭にお任せします。

これだけリアルに
戦争の悲惨さを描いた映画は
類を見ません。

原爆投下から8年後の1953年に
日教組プロが製作、
1955年に第5回ベルリン国際映画祭
長編映画賞を受賞しました。

市民の全面的協力の下、
広島市の中学・高校生・教職員・一般市民等
(実際に被爆体験をした人も含めて)
約88,500人が手弁当のエキストラとして
出演しています。

日本映画史上、最大級のスケールです。

実際に被爆体験をした人々が
出演しているというのが、
現実味をさらに大きくしています。

今年は、令和元年です。

戦争を体験していない
戦後に生まれた天皇陛下が、
終戦の日にお言葉を述べられました。

まさに、新しい時代を迎えたのです。

憲法改正が叫ばれ、
AI兵器が開発されている今、
二度と戦争を起こさないという意識を
一人一人が醸成していかなければ
なりません。

現代の子どもは、
戦いをゲーム的にとらえる傾向に
あります。

「たまごっち」もスイッチ一つで
リセットされ復活できます。

VRがより盛んになる時代において、
本物の戦争が疑似体験のような感覚で
行われてしまうことが決してないように、
子どもの感性に
きちんと植え付けておくことが、
大人たちの義務だと思います。