第217回 幼児期に「素地力=地頭」を育てるとは?

幼児期に「素地力=地頭」を育てるとは?

これからの時代、
AIがどんどん進化していき、
現在人間が行っている仕事を奪っていく
といわれています。

AIが得意なのは、学校や企業においての
「従来の優等生」が持っていた
能力や資質の領域です。

①既知のもの、過去にすでにあったものや
事実をきちんと記憶している

②「正解」が決まっていて、
解決するプロセスも一つしかない

③「答え」が重要であり、
ある程度機械的(論理的)に導き出せる

④専門的な知識を持っている

といったことが、
「従来の優等生」の条件でした。

これらの能力も非常に大切なものには
違いありませんが、
人間がこれだけでをやっていたのでは、
AIにとってかわられる
可能性が高いのです。
これからの時代に必要とされる能力が
「素地力=地頭」なのです。

世間では、
よく「地頭がいい」という言葉が
使われますが、この地頭というのは、
一体どういうものなのでしょう。

それは、

①知識を詰め込んだのではなく、
即対応が必要な事柄に対して、
機転が利き、柔軟に対応できる力

②正解は一つではなく無数にあり、
短時間で解決できる方法を見出して
問題を解決する力

③「答え」より「問い」のほうが重要で、
いかに本質に近づき今までにない
新しい発想で
無から有を生み出すための
創造力を持ち、
素人的な発想も持ちながら
大胆に進める力

などを言います。
このような力を持った人は、
物事を全体から包括的に考え、
結論から逆算して考え始めます。

また、できるだけシンプルに考え、
問題の中にある真意や本質を理解しながら
解決します。

さらに必要なのは、多様性です。

様々な考え方やとらえ方を
積極的に柔軟に取り入れていくことが
必要です。

「過去を肯定し、現在を肯定し、
未来も肯定する」
といったポジティブな思考法が大切です。

そして、
「未来には大きな可能性があり、
もっともっと大きな幸せに恵まれる」
といった感覚を強く持つことが
カギとなります。
ですから、
論理的で一つ一つを分析していく左脳と、
全体的で直感的な右脳の力を確実に育て、
様々な状況に的確に対応できる力を
育てていくというのが重要なのです。