第231回 幼児教育を通じて「自分に自信のある子」に育てる方法①

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最近、自分に自信のない子が増えています。

子どもにとって大切なのは、
「自己肯定感」とよく言われますが、
どのようにしたら自己肯定感が高い子に
育つのでしょうか。

先日、へーグルとは全く関係のない
20代の女性に会いました。

小学校から有名私立小学校に通い、
そのまま中学・高校に進学し、
難関大学に合格しました。

学歴的には全く問題のない方でした。

しかし、話をしてみると、
自分に自信が持てず、
勉強もいつもやらされている感覚で
「勉強が好きではない」と言います。

何かがあると、
どうしても不安が先だってしまい、
行動に踏み切るのに時間がかかる、
というのです。

表情を見ても、どことなく暗さがあり、
はたから見ても自信のなさが表れています。

本人は、いろいろ努力をした結果としての
今があるのでしょうから、
もっと、積極的に行動すればいいと
思います。

その原因は、
自分に対するセルフイメージにあります。

「自分は完璧ではない、
どこか欠けているところがある」
という意識が常にあるのです。

たしかに人間は、
いつも完璧な行動や考え方が
できるわけではありません。

また、能力的にも足りない部分が
あるでしょう。

しかし、通常は五体が揃い、
何不自由なく行動したり
考えたりすることができます。

つまり、
「欠けているのではなく、
たまたまその部分には
光が当たっていないので、
目には見えないだけなのだ」
と考えるのです。

例えば、いつも目の前にいる
わが子が急にいなくなったとします。

すると、親は必死になって
子どもを探しに行くでしょう。

その時に、
心の中に子どもの笑顔が浮かび、
「子どもの存在そのもの」
が一番重要であり、
「存在してくれていることだけで満点」
と思うはずです。

その時には、
かえってわがままなところも
より可愛く思えてしまうものです。

「親の言うことを聞かないところ」
もいとおしくなってきます。

まずは、親が
「子どもの存在自体を満点=完璧な存在」
とみるところから始めましょう。

そうすると、子どもは安心して
自分の個性を伸ばすようになってきます。

具体的にどのように
接すればよいのでしょうか。

まず、子どもの言うことを
最後まで聞いてあげましょう。

そして、どのようにしたら
建設的な方向に進めるのか、
その解決策を一緒に考えていくように
するのです。

考えていく土俵を子どものいるところに
親が行くのです。

たいていは、親がいる土俵に
子どもを引っ張り込もうとします。

これはダメです。

子どもとの会話が
いつも親の説教で終わるというのは
最低です。

これを繰り返していくと、
親から子どもに伝わるメッセージは
こうです。

親は自分のことを
いつも足りないと思っているので、
親の期待に応えることできず、
自分に自信が持てない。
となってしまいます。

そうではなく、
最後は子ども自身が考えて
結論を出す形で終わることができるように
サポートするのが望ましいのです。