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①幼児期からの右脳開発・右脳教育

子育ての知恵ぶろぐ 第260回 子どもの知的好奇心を高めるのは 幼児期から

子どもの知的好奇心を高めるのは 幼児期から

来年から教科書が順次新しくなり、
大学入試を頂点として入試の在り方も
変わってきます。

小学校の教科書も、算数ではページ数が増え、
演習量もかなり増加しています。

算数などは、
実際の問題を解く量を増やさないと
学力として定着しにくいという
反省からでしょう。

知識量や演習量を減らせば
子どもの負担は減るということでは
ありません。

そういったものが減らされてしまえば、
逆に理解しにくくなったり、
すぐに忘れてしまったりします。

「学力」としてきちんと段階を経て
積み上げていくには、
子どもの興味、関心のレベルを
上げていくことが大切なのです。

ある国立大学の教授が
大学で教鞭をとっているときに、
学生たちの社会に対する意識が
あまりにも低いことを嘆き、
教室から彼らを連れ出して街を歩かせ、
気づいたことをレポートさせる
ということをさせた、というのを
聞いたことがあります。

若者の意識が社会に向いていない
というのを表すデータがあります。

令和元年7月に行われた
第25回参議院通常選挙の投票率です。

10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、
30歳代が38.78%でした。

全年齢を通じた投票率は48.80%ですので、
いかに若者世代が政治に対しても
関心が薄いかがわかります。

(総務省・国政選挙の年代別投票率の
推移について)
https://www.agentmail.jp/ln/10/3/26106/386230/612172/1/

グラフを見ても、
20歳代の投票率の低さには驚きます。

別に社会や政治のことを
意識しなくても生きていける、
いわば「平和病」に侵されているのかも
しれません。

または、周りの人と変な軋轢を
生みたくないがために、
極力政治の話を避けるという意識が強く、
政治に関心が持ちにくい環境なのかも
しれません。

始めに入試の在り方が変わる
という話をしましたが、
これからの入試や学校教育の方向性は、
こうした若者たちの現状を
少しでも打破しようとする方向に
動いています。

「社会に対して強い興味関心を持ち、
知的好奇心の高い子を育て、
自分の意見をはっきりと論理的に
表現できる」ということを
重視しています。

そのような能力の第一は、
「現状を分析する力」です。

先ほどの「年代別投票率」もそうですが、
実際の投票率の数字やグラフ、
つまりデータを見た上で思考する必要が
あるのです。

ですから、新たな教科書には、
グラフや数字、百分率による%の数字が
増えています。

今までの教科書は、
結果についての文章が書かれ、
それを覚えるといったことが主流でした。

これからの教科書では、
データやグラフを読み取り、
その事実から何が言えて、どう分析するのか、
そしてどのように対処すればよいのか
という思考のプロセスを書き表す力
というものが重視されていくのです。

まずは幼児期から
「身の回りのものに興味・関心を持つ子」
に育てましょう。

幼児期は、「どうして?」「なんで?」
の連続です。

親はあまりにも多い
「どうして?」「なんで?」攻撃に
閉口してしまいます。

しかし、この連続攻撃こそ
「身の回りのものに興味・関心を持つ子」
に育つ大きな原動力なのです。

この原動力を大切に育てていきましょう。

家事の合間で時間が取れないとすれば、
時間が取れる時まで待って、
忘れずに対処していきましょう。

このような疑問の芽が育つときを
ないがしろにして、
時間が空いた時に「なにをしようか?」
ということになってはいないでしょうか?

さらに、
積極的にいろいろな社会に関する情報を
子どもに伝えましょう。

それをするのに、非常に良い教材があります。

それは、成美堂出版から出ている
「今がわかる時代がわかる日本地図2020年版」
と「今がわかる時代がわかる世界地図2020年版」
です。

https://www.agentmail.jp/ln/10/3/26107/386230/612172/1/
https://www.agentmail.jp/ln/10/3/26108/386230/612172/1/
この本は、
データとグラフのオンパレードです。

幼い時から
このような本とつきあっていくと、
様々なことを調べたくなりますし、
知りたくなります。

例えば、外国人が多く集まる
日本の自治体ランキングでは、
中国人:神奈川県横浜市(40,261人)、
韓国人:大阪市生野区(21,200人)、
ブラジル人:静岡県浜松市(9,800人)、
フィリピン人・ベトナム人・ネパール人が
最も多く集まるのは〇〇県〇〇〇市なのです。

このように、
単にデータの数値を知っただけで、
それぞれの場所はどこにあるのか、
なぜ〇〇人がその地域に多いのかなど、
知りたくなることがどんどん出てきます。

ましてや〇〇〇市のように
情報を隠されてしまえば、
子どもの知りたい欲求はピークにまで
達します。

ぜひ、小さなうちから
子どもと様々な思考の取り組みをして
楽しんでください。

やがては、その取り組みが
子どもの未来を拓くことになるのです。

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