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子育ての知恵ぶろぐ

子育ての知恵ぶろぐ 第322回 映画を倍速で見る?の思わぬ落とし穴

映画を倍速で見る?の思わぬ落とし穴動画を普通の速度では見られなくなった
人たちが増えています。

2021年3月に行われた
クロスマーケティングの調査では、
倍速視聴の経験のある人の割合は、
20代で約50%、30代で約34%、
40代で約29%、50代で約34%に
なっています。

「30分のアニメを1.5倍速で見ています」
「ドラマの展開が遅いと倍速で見ます」
など、最近は日常的な光景に
なりつつあります。

若者たちがテレビ離れをしていることを
反映して、テレビチューナーを
内蔵していないテレビ(ネットテレビ)が
発売され一時話題になりました。

テレビとユーチューブなどの
ネット配信物の大きな違いが
この倍速視聴なのかもしれません。

テレビは、制作者の時間に
合わせるのに対して、
ネット配信物は自分の時間に合わせて
番組そのものを短縮したり省略したり
できます。

たしかに、情報を得るということだけに
焦点を当てれば理解はできます。

ただ、映画やアニメを倍速で視聴する
ということは、感情移入する“間”とか
“音楽”といったものが
ある意味消えてしまうのではないかと
いうことが危惧されます。

中には、映画の最後の方の結末を
始めに見てから最初に戻るというのも
あるそうです。

こうなると、因果関係とか
順序というものが逆転したり
乱れたりします。

しかし、
そのような倍速視聴をする人にとっては、
1時間あれば、1時間の映画を
2本見られるわけなので、
早送りしなければ30分が無駄になると
考えるのです。

「普段は倍速で見たり、
2つの作品を並行して見る」
「面白いところだけを見られればいい」
という人もいます。

まさに、余韻とか映画監督の意図など
というものがなくなってしまっています。

玉川大学 脳科学研究所の松田哲也教授は、
「早回ししてしまうと、
間とかが情報として
消え去ってしまいます。
言葉では表せない感情、
非言語コミュニケーションが
感じ取れなくなってきて、
人間関係に支障が出てくることも
考えられる」
と言います。

まさに映像を「鑑賞」するよりも
「消費」するという時代に
入ってきています。

今の子どもたちは、
こうした環境の中で育っているのだ
ということを親は注意して見守っていく
必要があると思います。

ヘーグルのMEPから巣立って行った
多くの子
が共通して言うことがあります。

それは、「国語が勉強をあまりしなくても
良い成績が取れる」
とか、
「人の気持ちがよくわかるので、
人とのコミュニケーションをとるのに
長けている」
といったことです。

年齢が上がるにつれて
言語的分野もそうですが、
非言語的な分野もさらに重視されて
いきます。

国語の読解力を育て、
人間学などを学ぶことにより、
より大きな共感力を身につけることが
できた結果です。

さらに右脳開発により
直観力をはじめとする様々な能力が
様々な面でサポートしているのです。

ですから、トータルで物事を見られる子に
育てる環境づくりをしていかなければ
なりません。

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