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子育ての知恵ぶろぐ

第30回 幼児教育は「共生」→「自立」→「競争」の順番が鉄則

幼児期、小学生の子どもに
きちんと教えなければならないこととは何でしょう。

それは、まず「共生」の意識です。
みんなと共に生きることを徹底的に教えるのです。

第30回素材1

 

最近、小学生の校内暴力が急増しています。
07年度に発生した小学生が引き起こした校内暴力の件数は
4800件あまりと、02年と比べて3.5倍に増えています。

それと呼応して増えているのが、公立の中・高一貫校です。
07年の学校数は、200校あまりと、02年に比べて
3.5倍に増えているのです。

単なる偶然かもしれませんが、事実、
子どもの心のやり場がなくなっています。

校内暴力の原因は、様々だと思いますが、
公立の小学校の中にも「競争原理」が持ち込まれてきました。

全国学力テストの実施で、地方自治体は大きく揺れています。

公立の中にも、人気校と不人気校との差が激しくなり、
地域によっての格差がますます激しくなっています。

学力問題は、大きな問題です。
学力レベルが下がるというのは、国力にも関わる重大な問題です。

でも、学力問題を語る前に、特に公立学校で
大切にしなければならないのが「共生」です。
第30回素材2

一つの学級には、貧しい者も富める者も、
体に恵まれている者も体の不自由な者もいます。

そのような様々な環境にいる子どもたちが、
毎日の学校生活をお互い仲良く助け合っていくこと
学ぶのがもっとも大事なことです。

自分の感情を抑え、「共生」が出来るようになった
子どもが次に学ぶのが「自立」です。

「自立」した人間は、他を尊重することができます。
その上で学ぶのが「競争」です。
「競争」とは、競争できる体勢が整ったときに
はじめてやるものです。

体勢が整うということは、どういう状態をいうのでしょうか。

それは、

① 自分が勝ったときに、
負けたものに対する配慮ができる心の器が作れたか。

② 自分が負けた時に、
自分自身の心を鼓舞することができるようになったか。

③ 単なる勝ち負けを超えた、
上位の本質的な価値観を理解する力を身につけたか

この3つの準備が出来た時、
本当の「競争」に参加する資格が与えられるのです。

今、子どもたちに安易に「競争」を押し付け過ぎて
いるような気がします。

競争」自体が悪いのではなく、
競争」を教える前にやっておかねばならないことがある、
つまり、順番があると言いたいのです。

まずは、
人間として育てなければならないところを育てましょう

自分だけが勝ちたい独りよがりな
子どもを、たくさん育てても何もなりません。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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