第162回 子どもの個性を大事にする

子どもの個性を大事にする

子どもは十人十色で、
それぞれに得手不得手があり、
物事を習熟していくテンポも
早い子と遅い子がいます。

それは親にもあります。

親のテンポが遅くて、
子どもが早い場合には
問題が起こりませんが、
その逆で、
親が早く子どもが遅い場合、
問題が生じやすくなります。

生まれつき持っている性格は、
大人になっても変わりません。

生来のんびり屋さんは、
大人になってもそうですし、
せっかちな人は、
どうしてもせっかちのまま育ちます。

お母さんがせっかちだと、
子どもがのんびりしていることが
理解できず、
「そんなにぐずぐずしないで、
もっと早くしなさい!」
とつい怒ってしまいます。

でも、
予め子どもの個性を知っておくと、
「この子はこういう子だから」
とわかるので、
無理強いすることなく、
すんなり子どもの行動を
受け入れることができます。

親と子の性格、及び兄弟の性格は
同じということはありません。

一卵性双生児の場合、
生まれてから幼少期では、
同じ環境下で育てた場合、
二人の性格は全く違うものとなります。

ところが、
それぞれが結婚をして
それぞれが家庭を持った場合、
同じ時に同じ本を読んでいた、
なんてこともあるくらい
似た生活や行動をするそうです。

どうしてそうなるのかと言えば、
同じ環境下では、
お互いが個を主張しあい、
違うことを望む結果、
違う性格や行動になるのです。

ところが、同じ環境から離れると、
敢えて違う必要がないので、
本来の性格が表れてくるのです。

つまり、
環境がその人の性格や
様々なことに影響するのです。

そのように考えていくと、
子どもの性格も環境によって
左右される面が案外多いのです。

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