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子育ての知恵ぶろぐ

第164回 「どうしても怒っちゃう」から逃れる方法

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「怒っちゃいけない」と思っていても、
つい怒っちゃうという人は
少なくないと思います。

ある父母会で、
「先生、子どもを能力面は
怒ってはいけないとわかっていても
やめられないんです」
という質問がきました。
「怒り」という感情に対して
処理をする方法を説いているのが、
アンガーコントロールとか
アンガーマネジメント
といった手法です。

例えば、
「怒りを感じたならば
6秒間その場を離れる」
とか、
「怒ってしまったことを
記録して分析する」
などの方法があります。
たしかに、
有効な方法が数多く紹介されていますが、
このような提案をお母様方にすると、
「その場を一時的に離れても
戻ってきたときにやっぱり怒ってしまう」
とか
「記録を残しても
ほとんど同じような理由で
怒ってしまうので分析にならない」
といった返答が返ってきます。

それでは、
一体どうしたらいいのでしょうか。

①「怒りの原因」は「こうあるべきだ」
 が裏切られたこと

人が怒る原因のひとつに、
「こうあるべきだ」ということが
裏切られてそうならなかったときに
怒りの原因が作られます。

例えば、
「約束を守らない」とか
「言うことを聞かない」とか、
その裏には
「こうあるべき」という
本人にとっては正当な理由があると
信じられているものがある場合に、
怒りの原因となります。

でも、
その理由は本当に正しいのでしょうか。

また、
周りもそうあるべきなのか?

例えば、
子どもは親の言うことを聞くのが
普通なのかといった根本的な問いに
「100%そうだ」と
言い切れるものなのか
考えてみることです。

一番厄介なのは、
「自分は常に正しい」という感情です。

②「怒りの原因」と「怒る」という行動は
 結びついてはいないことを知る

「怒りの原因」となる事が生じたとき、
「怒る人」もいれば
「怒らない人」もいます。

人はよく
「あなたが怒らせるから怒るのよ」
と言います。

しかし、
「怒らせる原因」があったとしても、
賢明な人は
「怒る」か「怒らないか」を
選択します。

「怒りの感情」は、
一次的感情ではなく二次的感情です。

ですから、
行動の選択の余地が残されていて、
それを選ぶのはあなた自身です。

③不要な「怒り」から解放されれば、
 年収は2倍になり平均寿命が7年長くなる

アンガーマネジメントの理論から
言われていることです。

「怒りの感情」をコントロールできれば、
多くのメリットが待っています。

逆に、アンコントロールとなれば、
年収は半分になり、
7年早死にするとも言えるのです。

④子どもは、
   親から「怒られたこと」を学ぶのではなく、
 「怒られる行動パターン」を学ぶ

「親の背中を見て子は育つ」といいます。

子どもは、
日々親の行動パターンをじっと見ていて、
それをコピーします。

怒りやすい親に育てられれば、
怒りやすい子が育ち、
平穏な親に育てられれば、
平穏な子が育ちます。

⑤怒ってしまったら、
 怒ってしまったことを謝ろう

「怒る」ことをすべてやめる
ことなんてできません。

怒ってしまったら、
素直に「ごめんね」と
子どもに言いましょう。

そして、
愛情たっぷりに抱っこしてあげましょう。
「怒り」のコントロールは
誰にとっても大変なものです。

だからこそ、その対処法を知り、
うまくコントロールする術を
学んでいくことは大切なことです。

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