第220回 待ったなし!本気の若者が立ち上がる時代

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2018年8月、
一人の女子高校生グレタ・トゥーンベリさんが、
スウェーデンの国会議事堂の前で
毎週金曜日に学校を休んで座り込み、
地球温暖化への対策を訴える活動を始めました。
「あなた方が話すことは、お金のことや
永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり」
と、活動を始めてわずか1年余りで
国連の温暖化対策サミットに招待され、
各国の代表を強い口調で非難し、
早急な温暖化対策を求めました。
2019年3月15日に、
グレタさんに共感した若者が

日本を始め欧米やアジアなど、
120以上の国や地域で
地球温暖化対策を呼びかけるデモを
行いました。

パリでは、29,000人が集まり、
2019年7月21日には、
フランス北西部のノルマンディー地方に招かれ、
彼女の主催する『未来のための金曜日』に
「自由賞」が贈られました。
グレタさんは、
8歳の時に地球温暖化のことを知り、
世界の国々が温暖化の進行に
対処できないことに対して
危機感を持ったと言います。

2019年8月14日、
ニューヨークへ向けてイギリス南部の港を
ヨットで出発したグレタさん。

太陽光パネルで必要な電力を賄いながら
2週間かけて大西洋を横断し、
8月28日にニューヨークの
マンハッタンの埠頭に到着した時、
200人が出迎えました。
2019年9月23日、米ニューヨークで開かれた
国連気候行動サミットで演説をし、
気候変動問題について
行動を起こしていないとして、
各国首脳を非難しました。

約60カ国の首脳や閣僚を前に、
「あなた方は、私の夢や私の子ども時代を
空っぽな言葉で奪った」
と激しい口調で語りました。
開催に先立ち、
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、
温室効果ガスを削減するための
具体的な対応策を持ってきた代表者のみに
演説を許可するとしていました。

総長は、2050年までに二酸化炭素排出量を
正味ゼロにすることを目指すことに加え、
各国に化石燃料への補助金を削減し、
新規の石炭火力発電所の建設中止を
求めています。

この件をめぐって、
効率的な火力発電施設建設を
世界のマーケットで推進する
日本の安倍晋三首相と
オーストラリアのスコット・モリソン首相は、
参加を認められませんでした。
現在、インドネシアでの森林火災は
深刻さを増しています。

昨日まで
ヘーグル立川本部校で開催された講師研修会
(今回は8カ国の先生たち総勢約100名が参加)
に出席した
あるシンガポールチームのオーナーは、
シンガポールの高層階にある
レストランで食事をしたとき、
「インドネシアから来る煙が
レストラン館内にも入り込み、
おいしく食事をすることが出来なかった」
と言っていました。
先日行われた壱萬会に出席した
オーナーや生徒、御父母方も
最強台風15号の影響で
いつもの倍以上の時間をかけて
成田空港に到着したものの、
フライトはキャンセル、
鉄道や車の幹線道路もストップしたため、
空港に人があふれ、
ホテルもとれず空港の床に寝て
一夜を過ごしたと言います。
地球温暖化の問題は、
現時点でも甚大な被害をもたらしています。

若者たちが立ち上がり始め、
これからの時代を
どう切り開いていくかが問われる今、
「学び」がいかに大事であるか、
「学ぶ」ことは未来を作ること、
行動することの大切さを子どもたちにも
教えていきましょう。

「学ぶ」ということは、独りよがりの行動、
個人の幸せの実現のためだけのものでは
ありません。

世界に貢献できる人財を
一人でも多く輩出することが
ヘーグル教育の目標であり、願いです。
※グレタさんの演説等を取り上げた
記事や動画をご覧ください。

https://www.bbc.com/japanese/49806155