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子育ての知恵ぶろぐ

第225回 子どもの心を育てるチャンスは「年末大掃除」

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あと残すこと1か月と少しで来年を迎えます。

新年を迎える前に行うのが大掃除です。

最近は、寒さが厳しくなる前から少しづつ
大掃除を始めるご家庭もあると聞きます。
この大掃除は、いろいろなことを
子どもに学ばせるチャンスです。

私が家庭教師をしているとき、
子どもに、通常の宿題に加えて
「年末の大掃除をきちんとやる」
という課題を出しました。
その子は言われたとおり、
きちんと掃除しました。

「やってみてどうだった?」と聞くと、
「照明を掃除したとき、器具がピカピカ光って、
とても明るくなったのでびっくりした」
というのです。
次に続く感想を聞いて、
私の方がもっとびっくりしてしまいました。

「先生、物って磨くと光るんだね」と。
その子の心の中で、磨く=光るということが
結びついた瞬間でした。

大人にとっては、磨けば光るというのは、
ごく当たり前のことですが、
子どもにとっては新たな発見であり、
新鮮な体験だったのです。

銀食器など、高級な食器は、
シルバーポリッシュで
しょっちゅう磨いていないと、
曇りが出てしまい、興ざめしてしまいます。

良い物であればあるほど、手がかかります。
子どもが朝起きた時に絶対にさせる習慣の一つに
「歯磨き」があります。

起きたら歯を磨くのは、
寝ている間に口の中に発生した雑菌を取り除き
衛生を保つことが大事だからです。

心についても「心を磨く」と言います。

「心を育てる」とも言いますが、
なぜ「心を磨く」というのでしょうか。

それは、「心は光らせる」必要があるからです。

いつもピカピカにして
光り輝くような状態にしておかないと、
すぐ曇りはじめ、
周りのものがよく見えなくなったり
くすんでしまったりします。

鏡やガラスと同じです。
大掃除の時に、
子どもにぜひ手伝わせてほしいのが
「窓ふき」です。

「窓ふき」は、できれば高性能な洗剤を使わず、
雑巾と水でやってください。
(子どもがかかわらない所は、
いつものように掃除していただいて結構ですが…)

まず、内側から拭き、その後外側を拭きます。

その時にかすかに汚れが残っているときに、
子どもに聞いてください。

「あれ、汚れが残っているね」

「うん、そうだね」

「じゃあ、内側をもう一度拭いてみようか」

「うん」

「あれ、まだ汚いね」

「じゃあ、外側が汚いのかも」

このような会話をしながら
作業を進めてください。
掃除が終わった時に、
「ああ、きれいになったね。
掃除をやっててどんなことに気がついた?」
と聞いてください。

「ガラスって不思議だよね。
外側が汚いと思って拭いても、
その汚れは内側だったり、
内側が汚いと思っても外側が汚かったり」
このような会話をしながら、
ガラスの内側を自分の心、
外側を他人(相手)の心に例えるのです。

「人は、何かがあると
他の人のせいにすることがよくあるけれど、
もしかしたら悪い(汚れている)のは
自分の方だということもあるということを
考えなければいけないね。
自分の心をいつもピカピカに磨いておかなければ、
どちらが汚れているかは
わからなくなってしまうよ」
と言ってあげるのです。
そして、毎日「心を磨く」一つの方法として、
へーグルが発刊している
「プレミアム素読・暗唱文集2」
の一節を音読したり、
Pre-MEPで学んでいる「呻吟語」を音読すると、
記憶力や読解力の基盤を作ることにもなり、
一石三鳥の効果を得られます。

音読するときは、
できるだけ大人数でやることが望ましいので、
家族全員でやると効果は倍増しますし、
続けやすくなります。

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