子育ての知恵ぶろぐ 第264回 子育てで最も気をつけなければならないこととは?

子育てで最も気をつけなければならないこととは?もう間もなく、かの有名な「大塚家具」は
「山田家具」や「山田ファーニチャー」に
なってしまうかもしれません。

私たちが家を新築した時、何度も
大塚家具有明ショールームに行きました。

担当の人が懇切丁寧に接客してくれるので、
あれもこれもといろいろなものを
見て歩いた記憶は鮮明に残っています。

家を建てるというのは、一生の間で
そう何度もあるものではありませんし、
家具を一度購入すればずっと家にあって、
生活を長い間共にするものですので、
いいものを見ればちょっと背伸びをして
奮発してしまうことも多々起きます。

でも、新しい場で新たな生活が始まる
という期待にあふれているので、
人生の門出のようなとても貴重な
楽しい体験にもなります。

そんな思い出あふれる会社が
なくなってしまうのは、
とても寂しいものです。

その原因は「お家騒動」による
社長交代から生じたものでした。

大塚勝久氏の長女である久美子氏が
最終的に大塚家具の社長を
降板してしまったからです。

なぜ、このようなことが起きたのでしょう。

五人兄弟の長女として生まれた久美子氏は、
白百合学園中学校、高校から
一橋大学経済学部へと進学しました。

成績も優秀だったそうで、
父親である勝久氏は幼少期から溺愛したと
言われています。

お家騒動がさらに複雑になったのは、
兄弟間の分裂にもありました。

勝久氏の妻であり
久美子氏の母親でもあった千代子氏は、
長男の勝之氏を溺愛したと言います。

久美子氏が幼いころから面倒を見ていた
次女、三女、次男たちは久美子氏側につき、
父親、母親と長男側との対立が
起こったのです。

親が創業した会社から
娘に追い出されるというのは、
どう見てもお互いに不幸です。

「今の親子は寸詰まり」にご注意!
と警鐘を鳴らしている医師がいます。

小学館ノンフィクション大賞受賞の
小児科医である松永正訓氏は、
こう述べています。

『「毎日、クリニックで診察していると、
親と子の精神的な距離が
すごく寸詰まりになっていて、
子への愛情が強すぎると感じる。

ひどい虐待も報じられるが、
あれは例外中の例外。

今の親はもう必死に子育てをしている感じ。

寸詰まりだと、あそびがない分
ポキッと折れそうだ」と。

親が子どもに過度に干渉することは危険で、
偏差値を競うような子育てに警鐘を
鳴らしています。

また、最近は自閉症スペクトラム障害、
ADHD、学習障害など「発達障害」の
子どもが増えています。

20年前は通常学級で20人に1人だったのが、
15人に1人に増えています。

「こんな軽い病気でクリニックに来るの?」
と思うほど、親が何でもかんでも
医者の助言を求めたがる。』
と松永氏は言っています。

幼児期からの子育てで
最も注意しなければならないことは
何でしょうか。それは、

①子どもを甘やかしすぎないこと。

②親と子どもとの関係を縦の関係を保ち、
 あまりに近すぎないようにする。

③「人としての在り方」を幼少期から
 きちんと教えること。

が必要です。

儒教には、「五倫の教え」というのが
あります。

これは、
人が生きる上における5つの道徳法則、
徳目
を言います。

「父子親あり」
父と子の間は親愛の情で結ばれなければ
ならない。

「君臣義あり」
君主と臣下は互いに慈しみの心で
結ばれなくてはならない

「夫婦別あり」
夫には夫の役割、妻には妻の役割があり、
またその間にも礼がある。

「長幼序あり」
年少者は年長者を敬わなければならず、
長幼には順序がある。

「朋友信あり」
友の関係には信頼がなくてはならない。

このような知識・知恵は
PAD潜在能力開発講座の中でも
取り上げていますし、
人間学、心の話等でも出てくる話です。

「能力開発」とともに「心の成長」を
促す取り組みをヘーグルでは幼少期から
大切にしています。