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子育ての知恵ぶろぐ

子育ての知恵ぶろぐ 第286回 叱る方がいいのか、叱らない方がいいのか? PART4

叱る方がいいのか、叱らない方がいいのか?

これまでシリーズで
『しかる』ということを
考えてきましたが、
『しかる』ということは、
単にしかるかしからないか
ということではなく、
親としての子どもとのかかわり方に
大きく影響しているのだ
ということがよくわかります。

潜在意識のレベルで
子どもをどうとらえているか
ということが大きいのです。

現在悪いことをしている子どもを見て、
その場ではよい子だとは
思えないけれども、
その子は決して
根っからの悪い子ではない、
心の奥底には
何ものにも傷つけられない純真な魂を
持っているので、
悪と見えるのは
この子の本当の心ではないと
信じることが大切なのです。

悪に見えるのは、
ほんの表面の姿であり、
迷いの姿です。

私はそんなゆがんだ姿や迷いの姿には
眼を向けまい、
私はひたすら内なる誠の心、
純真そのものである心に
呼びかけていこう、
そう思って子どもに向かっていくと、
まったく今までとは違った見方が
生まれてきます。

今まではしようのない子だ、困った子だ、
なんという憎らしいことを
する子だろう、などと思っていた
思いも自然に消えていくのです。

少なくともそうした心持ちは
うすらいできます。

そして、
「可哀そうにこの子は、
本来は善良な子であるのに、
その善良な心を発揮できないで、
わざとゆがめているのだ
、可哀そうに、
なんとかしてこのゆがみを
とってやらなければならない」
と思うのです。

そうしたあたたかい心で
子どもに相対するようになったとき、
子どもの悪癖は自然に消え、
困った子どもも
困った子ではなくなるのです。

どんな子でもよくなりたい心を
もっており、
よくなる力を持っている
ということを信じていくと、
次第によい結果が得られるものです。

このような気持ちを前提に、
時には強くしかったために、
それが大変に効き目があって、
それ以来すっかり子どもがよくなった、
という場合があります。

子どもがよくないことをした場合、
親や教師が声涙とともに
真剣な態度で子どもをしかり、
決して再びそのようなことを
するのではないと戒めた結果、
子どもは泣いて謝り、
以来ぴったりと行いを改めた
という場合も決して少なくありません。

しかし、この場合の叱責は、
もはや決して憎悪の叱責ではなく、
愛の叱責であり、涙のむちです。

大切なのは、
「潜在的にある善」を信じて
ことにあたることです。

そうすれば、
一時的にはよくない結果が
出たとしても、
長期的には必ずよい結果が
表れるものです。

~人生の教科書 第76話
『シリーズしかる④』を参照~

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