子育ての知恵ぶろぐ 第458回 ２００年続いた〇の時代から〇の時代へ

ここ最近、「風の時代」という言葉を
耳にすることが増えてきました。

これは、西洋占星術の視点から見た
“価値観の大転換”を意味します。

2020年末、約200年続いた
「地の時代」から「風の時代」への
移行が始まったと言われています。

地の時代は、
「安定・所有・管理・実績」が
重視される時代でした。

教育も例外ではなく、
「知識の詰め込み」「偏差値競争」
「いい学校・いい会社」という
“正解ルート”を目指す流れが
強くありました。

でも、時代は変わりました。

風の時代は、
「情報・柔軟性・共創・個性」が
大切にされる時代。

答えは一つではなく、
子どもたちはそれぞれの”自分の道”を
切り開いていく力を
求められるようになります。

そこで必要になるのは──

• 自分で問いを立てられる好奇心

•　答えを外に求めるのではなく、
自分の内側に感じとる力

• 人とつながり、共に生きていくための
　コミュニケーション力

• 多様な価値観を受け入れるしなやかさ

• 感性と論理の両方を使いこなす
　バランス感覚

つまり、**”見えない学力”**とも言える
「心の土台」が、これまで以上に
大切になるのです。

幼児期の子どもにとって、
最も大きな学びの場は「家庭」です。

毎日の何気ないやりとりの中に、
風の時代にふさわしい
教育のヒントがあります。

• 「こうしなさい」より「どう思う？」
　と問いかけてみる

• 正解を与えるより、「一緒に考えよう」
　と寄り添ってみる

• モノを与えるより、
　自然・音・人との触れ合いを
　大切にしてみる

• 自分の気持ちを言葉にする習慣を
　つけてみる

そして何より、「その子らしさ」を
尊重する関わりこそが、
風の時代に最も必要な教育です。

ヘーグルは、子どもたちが
本来持っている感性・直観・ひらめき・
創造性を最大限に伸ばす
これからの時代にさらにマッチした
教育を行っています。

テストで測れない力こそ、
未来を切り開く「本物の力」と
なります。

AIが進化するこれからの時代、
人間にしかできない力とは何か？

それは、感じる力、つながる力、
そして、自分の人生を自由に
描いていく力です。

風の時代の子育てに、
正解はありません。

でも一つだけ、どの子にも共通する
大切なことがあります。

それは、
「自分らしく生きていいんだ」
と思える環境をつくること。

そのために、家庭と教育が、
子どもと共に”風のように自由で、
しかし軸のある関わり”を持つことが
大切です。