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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】幼児期に“子どもの個性”を伸ばすには… 実践法について徹底解説!

幼児期は、子ども一人一人の「らしさ」、つまり個性が育つ大切な時期。周囲に従うのではなく「自分らしさ」が強く求められる現代においては、個性をどう伸ばすか、どう生かすかは重要な視点となっています。この記事では、子どもの個性を伸ばすために親ができる具体的な実践法を詳しく解説。他の子どもとの比較や焦りから解放され、わが子の輝きを見つめる子育てを始めましょう。

Contents

“個性”ってそもそも何?幼児期に理解しておきたい基礎知識

そもそも個性とは何でしょうか。 強みなのか、弱みなのか、それとも別の何かなのか。まずは、個性の本質を正しく理解することから始めましょう。

“個性”=他の子と違う強み?それとも弱み?

個性とは、一人一人が持つ「独自の特徴」のこと。「その子らしさ」そのものといえます。
例えば、ある子どもは、公園で他の子どもと遊ばずにじっと地面の虫を観察しています。「社交性がないのでは」と心配されるかもしれませんが、これは「観察力が高く、じっくり物事に向き合える」という個性とも言えます。
一方、ある子どもは初めての場所でも誰にでもすぐに話しかけます。「落ち着きがない」ともいえますが、「好奇心旺盛で、人との関わりを楽しめる」という個性です。
個性はとらえ方によって強みにもなり弱みにもなる、ということです。大切なのは、よい・悪いと短絡的に判断しないこと。一人ひとりの特徴をすべて「その子の色」として受け止めることが、個性を伸ばす第一歩です。

幼児期(2〜5歳)だからこそ育ちやすい“個性”の芽

個性は成長の中で後天的に得る部分もありますが、どの子も生まれながらに持っているもの。脳の神経回路が急速に発達する幼児期は、その生まれながらの個性の芽が大きく伸びるとき。そして、さまざまな体験を栄養として新たな個性の芽を育てる時期でもあります。
「なぜなぜ期」といわれるように、さまざまなことに興味を持ち、「あれは何?」「どうしてこうなるの?」など日々たくさんの質問をする子どもたち。もちろん、子どもにより何に興味を持つかは異なります。新しいことを知るのが楽しく、自分が知りたいことをぐんぐんと掘り下げていくうちに、自然と子どもそれぞれのカラーが完成。自分の軸となる個性が育っていくのです。

“個性”を伸ばす=好きなこと・得意なことを見つけること

幼児が知識を自ら深めていくのは、それが好きなことであり楽しいことだから。遊ぶ様子を見ればわかるように、楽しいことは誰に言われなくても進んで行います。まずは、子どもは何をしているときに楽しいのか、どんなものに関心を見せるのかに目を凝らし、その興味・関心を的確にキャッチしましょう。どんなことが得意なのかもポイントになります。
「苦手なことを克服させる」という考えはいったん横に置いておきましょう。幼児期は、嫌いなことを嫌々やらせても身にはなりにくいもの。逆に与えた知識や経験が子どもの求めているものにピタリとはまれば、驚くような成長を見せることもあります。

“個性を伸ばす子育て”が今、なぜ重要なのか

AIの進化が進み、多くの作業がオートメーション化している現代社会では、「誰にでもできること」しかできない人は求められなくなりつつあります。必要とされるのは「オリジナルの発想」「自分ならではの視点」を持って行動できる人材。確固たる自分軸を持っている人こそが、予測のつかない未来を切り開いていけると考えられています。
それにより、文部科学省においても「個別最適な学び」と「協働的な学び」を掲げ(※)、子どもたち一人一人の個性を活かしつつ、多様な人たちが協働して豊かな社会を作れるようにする教育を推し進めています。

(※)文部科学省/「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実
 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01317.html

個性を尊重し、伝えることで自己肯定感が高まる

幼い子どもが自分で自分の個性を認識するのは難しいもの。自分らしさに気づかせてくれるのは、「あなたは本当にきれい好きだね」「とってもやさしいね」といった親や周囲の人からの言葉です。子どもの特性に気づいたら、折に触れて言葉にして伝えてあげるといいでしょう。
いいことはもちろん、「いつもノロノロしているんだから」「何をやっても失敗する」といったマイナスの言葉も自身の個性として刻み込まれるので、注意が必要です。例えば「慎重派だね。いつも丁寧にできているね」「失敗してもチャレンジするのがすごい!」など、前向きな言葉に変換したうえで、アドバイスしてあげるといいでしょう。
どんなところもわが子らしさと認め、「あなたはこんないいところがあるね」と積極的に言葉にして伝えていくことで、子どもは自分らしさを認識し、「自分は自分でいい」という自己肯定感を高めていくことができます。

多様な社会を生きやすくなる

子どもが自分の個性を認識し、「あなたはあなたらしくていい」と家族から受け止めてもらえれば、他者の個性も受け入れられるようになります。「自分とは違うけれど、いろいろな人がいて当たり前」と考えられるからです。
人種も考え方も異なる人が協働していく必要がある世界において、多様性を認められる土台があるということは将来にわたりプラスとなるでしょう。

“個性”を無視すると起こりうる親子のすれ違い

例えば、体を動かすことが好きな子どもに机に向かう習い事をさせても、なかなかうまくいきません。その逆もまた同じです。「子どものため」と思って好き・嫌いを考えずにものごとに取り組ませようとすると、苦手意識を持ってしまう、怒られて自信を失うなど逆効果になってしまうこともあるのです。

子どもの個性を伸ばすには

まずは親の視点を変えよう~子どもを“こう育てたい”から“この子らしく”へ

個性を伸ばす子育ての出発点は、親自身の視点を変えることです。「こんな子に育てたい」という理想から、「この子はどんな子だろう」という観察へ。親の意識が変わるだけで、子どもへの接し方、声のかけ方が自然と変わり、子どもものびのびと自分らしさを発揮できるようになります。

 

ほかの子との比較は絶対にしない

子どもが成長するにつれ、「〇〇ちゃんは活発なのにあなたは…」などと他の子とつい比べてしまうこともあるかもしれません。でも、子どもの成長スピードは一人一人異なり、持って生まれた個性も違います。
友だち、兄弟、親自身の幼いころなどと比較するのではなく、今目の前にいる子どもをクリアな気持ちで受け止めてあげましょう。「それぞれ違っていて当然。違っていていい」という認識を持つことが大切です。

親の願い・理想が子どもの個性を抑えてしまうこともある

明るくて、優しくて、集中力があり、社交的で…など、「こんな子であってほしい」という親の願い・理想はさまざまにあるでしょう。ただ、それが強すぎると子どものプレッシャーになって萎縮してしまうことも。
人見知りな子に「もっとお友だちと遊んだら?」と何度も言ったとしても、余計に緊張してしまいます。さらに、「友だちと遊べない自分は良くない、劣っている」と大きく否定的にとらえてしまうことにもつながりかねません。
親が優しく見守りサポートすることで、子どもは自分で人との距離感をつかみ、自分なりの人間関係の築き方を生み出していくはずです。

“好き”“興味がある”を発信しやすい環境づくりを

子どもが「〇〇ってすごい!」「〇〇したい」と言ったときに、「そうなんだ」と気のない返事をしたり、「そんなの無理だよ」とすぐに否定したりしていませんか。親に否定され続けると、子どもは好きなこと、興味のあることを自分の中だけに抱えるようになってしまうかもしれません。子どもの興味をキャッチしたときには、「〇〇ってすごいんだね」「どんなところが好きなの?」と積極的に掘り下げて賛同してあげるようにしましょう。
例えば子どもが昆虫が好き、と言ったとき、親が「気持ち悪い!」と否定すると子どもの気持ちはしぼんでしまいます。苦手なのに無理に「いいよね」とうそをつく必要もありません。「好きなんだね」と気持ちをそのまま受け止めて、図鑑を見せてあげるなど興味の展開をサポートしてあげればいいのです。親が常に受け入れてくれる姿勢を持てば、その後も興味関心を共有してくれるようになるでしょう。

家庭でできる7つの実践法

個性を伸ばす子育ては、特別なことをする必要はありません。日常の小さな工夫と意識の積み重ねが、子どもの「らしさ」を大きく育てます。ここでは、今日からすぐに実践できる7つの具体的な方法をご紹介。できることから取り入れてみましょう。

日常会話で「好き」「やってみたい」を丁寧に拾う

子どもは日常の何気ない会話の中で、自分の興味や関心を発信しています。それを見逃さず、丁寧に拾い上げることが大切です。
散歩中に、子どもが「お花が咲いてる」と言ったとしましょう。それに対して「本当だね」と返すとそれで終わり。「赤いチューリップだよ。春のお花だね。どんな形をしている?香りはどうかな?」と観察をうながしたり、「ほかに春に咲いているお花は何かな」と一緒に探したり。子どもの関心をさらに展開させる言葉がけを意識してみましょう。

多様な体験から個性の芽を見つける

子どもの好き嫌いを決めつけず、多様な体験をさせてあげることも重要です。遊びはもちろん、自然の中に出かけてみたり、水族館や博物館などに連れて行ってあげたり、さまざまなものごとに触れられる機会を持たせてあげるといいでしょう。親が思わぬものに興味を示すこともあるかもしれません。
お出かけだけではなく、家の中での過ごし方でも体験の幅は広がります。掃除や料理を手伝ってもらったり、一緒に音楽を聞いたり絵を描いたりすることで「以外と几帳面だな」とか「これは苦手なんだな」といったことがわかります。
また、地域の遊び場やイベントに出かけるなど多くの人と出会う機会を持つことも、子どもの協調性や社交性といった特性を知るきっかけとなります。

主体性を大切に、小さな成功体験を重ねていく

せっかく子どもが興味を持ったことでも、幼いとうまくできないこともあるでしょう。そこで「無理だから」と遠ざけてしまうと興味は途絶えてしまいます。
例えば「料理をしたい」というのであれば、いきなり包丁は難しくても野菜を洗ってもらったり、キャベツの葉をちぎってもらったり、できることを見つけて手伝ってもらいましょう。
子どもの主体性を大切にし、小さくても「できた」「楽しかった」という成功体験を積み重ねてあげることが、「もっとやってみたい」という意欲へとつながります。

失敗を否定せず、次へとつなげるサポートを

子どもが自分で蝶々結びをしようとしてうまくできなかったとします。そんなとき、「だから言ったじゃない」「どうせできないのに」といった否定的なことを言うと、「もうやめておこう」と意欲を削ぐことに。
「どうやったらできるのかな、一緒にやってみよう」と補助したり、結び目が分かりやすい色違いのひもを用意したりと、子どもが「もう一度やってみよう」と思えるサポートをしてあげましょう。

周囲の人からの声も参考にする

いつも家では甘えん坊でわがままなのに、保育園の先生などから「〇〇くんはいつも大人しいですね」「お友だち思いですね」などと、思わぬ言葉を聞くこともあるのではないでしょうか。
親が思い込んでいる子どもの個性も、他者からは違って見えることもあります。また、家庭では見せない協調性や対人スキルを発揮していることも。
「親は子どものすべてを知っている」と決めつけないで、先生や友だち、友だちの親などとの会話からわが子のさまざまな面をキャッチできるようアンテナを張っておきましょう。

個性を引き出す視点で、教材・習い事などを選ぶ

幼児教育や習い事をさせたいと考える場合も、個性に合わせて教材やレッスンの選択を。歌う、絵を描く、体を動かすなど子どもの興味や得意なことが軸になります。その他、大勢でワイワイするのが好き、一人で集中するほうを好むなど子どもによってどんなレッスンスタイルが合うかも異なります。
教室が合うか合わないかわからない、という場合、まずは体験レッスンに参加してみましょう。その時の子どもの表情や態度から、興味を持って取り組めそうか判断を。最初は楽しくても、イヤになってしまう場合もあります。その時も、がんばって続けるか、やめるかの判断材料として「わが子の個性にあっているか」が基準となります。

「わが子の個性を知る」ための観察・対話の時間を持つ

子どもの個性を伸ばすには、まずその個性を知ること、知ろうとすることが肝要です。子どもの遊び方、人との接し方、会話の内容に丁寧に向き合ってみてください。すると、だんだんとその子らしさが見えてきます。
十分に時間が取れなくても、毎日の送り迎えやお風呂、寝る前の時間など短くても構いません。「今日楽しかったことは?」「どんなことをして遊んだの?」など子どもとの会話の時間を設けるように意識してみましょう。子どもの話からキーワードをキャッチしたら、「週末にその遊びを一緒にやってみようか」などと、さらに興味を広げられるようにしていくといいでしょう。

子どもの個性を伸ばすには

まとめ

“個性を伸ばす”とわがままは違う

子どもの個性を伸ばす、といってもわがまま放題にさせていい、と言うことではありません。人に迷惑をかけるなど社会のルールに反してはいけないこと、自分を律していくこと、自身や他者を傷つけてはいけないことなどは教えていく必要があります。
自分の“好き”を大切にしながら、他者の“好き”も尊重できる。それが多様性を認め合う社会では大切なのです。

子は親とは別、と理解しよう

赤ちゃんのときは母と子は一心同体のような感覚ですが、成長するに従い自我が育ち、やがて独り立ちしていきます。わが子であっても別の人格であり、子どもの個性を親のフィルターで見ない、ということを忘れてはいけません。
親が得意でも子どもは苦手なこともありますし、逆もあります。ものごとに対する感じ方も違います。思い込みを避け、完ぺきを求めず、子どものありのままの姿を素直に見つめていきましょう。

親自身も自分の個性を認めよう

子どもの個性を見つめると、同時に親自身の個性も見えてくるもの。自分のダメなところ、いいところも改めて感じられるのではないでしょうか。まずは親が「自分は自分でいい」と思えれば、子どもの個性もおおらかに受け止められるはずです。
親も趣味に没頭する、スキマ時間に好きなことをするなど、自分の個性も大切に子育てをしていきましょう。

逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督(へんみ ひろただ)
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30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。

 

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