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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】2歳児に最適な食事とは? 健やかな成長を促すための食事について解説!

2歳児に最適な食事とは?

「食べない」「好き嫌いが多い」「遊び食べをする」…など、2歳児の食事に手を焼いている親御さんは少なくないでしょう。食べてくれないことが多いと健康面が心配になりますよね。今回は、そんな2歳児の食事の問題について対策法を考えていきます。

2歳児の食事の特徴

まずは2歳児の食事の基本として、取るべき食事量や避けるべき食材などをみていきましょう。

2歳児はどれだけ食べたらいい?

離乳食を卒業して、幼児食へと移行した2歳児。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」※によると、小児(1~2歳)が一日にとるべきエネルギー量は、

男児
950㎉
女児
900㎉

となっています。ママに必要なカロリーの半分程度ですね。このカロリーを3度の食事で取りきれるかというと、そうではありません。まだ胃も小さく、1回の食事で食べられる量は少ない2歳児。不足分は、1,2回の間食で栄養のあるものを食べさせて補いましょう。

※「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html

2歳児がとるべき栄養素とは?

何をどれだけ食べさせたらいいのかも気になるところ。同じく「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、2歳児の一日のエネルギー量の内訳としては、

たんぱく質
13~20%
脂質
20~30%
炭水化物
50~65%
たんぱく質
13~20%
脂質
20~30%
炭水化物
50~65%

という目標値となっています。つまり900~950㎉のうち、肉や魚・大豆などで約2割、動物性の脂肪や油脂で2~3割、ごはん・パンなどから5~6割のカロリーを摂取することが望ましいということ。
脂質は少量でもカロリーが高く、現代の食生活では特に意識しなくても適量は摂取できます。脂肪分が多いものは控えて、炭水化物とタンパク質をバランスよくとれるよう気をつけるといいでしょう。
それら以外にもビタミン類のほか、カルシウムや鉄といったミネラルも伸び盛りの2歳児には欠かせません。これらは意識してとらないと不足しがちに。ビタミン類は野菜、カルシウムは乳製品や小魚など、鉄分は赤身の肉や魚、小松菜や納豆などに多く含まれます。
一方、ミネラルのひとつである塩分は、大人と同じだけとると過剰摂取になってしまいます。目標値は1日3g未満、つまり大人の半分弱で抑えられるよう、薄味を心がけましょう。
まとめると、大人と同様に「塩・糖・脂」は適量に、さまざまな食材を「偏りなくバランスよく食べる」ということが2歳児にとっても大切なのです。

2歳児に与えるのは避けたい食べ物

幼児食になったとはいえ、2歳児にはまだ与えない方がいいものがいくつかあります。

●生魚・生卵…刺身などは消化しにくく、生卵とともに細菌感染の恐れも。免疫が未熟な2歳前半は避けましょう。刺身は、3歳近くになり体調がよいときに新鮮なものを少量から始めて。生卵は3歳を過ぎてから。小学校中・高学年以降であればより危険性は低くなります。

●刺激物…ワサビやからし、コショウなどのスパイスは刺激が強すぎることも。特に必要な栄養素でもないので2歳児の食事には控えましょう。

●餅などのどに詰まりやすいもの…まだ噛みきる、飲み込むが上手にできないので、餅や弾力のあるゼリーなどはのどに詰まる危険性も。巨峰など粒の大きいブドウ、プチトマトなども同様なので切って与えましょう。

●硬すぎるもの…硬い肉やゴボウなどの野菜は、2歳児の歯ではまだうまく噛めず食べにくいもの。小さく切ってあげる、調理法を変えて柔らかくするなど工夫が必要です。

特に「食べ物がのどに詰まる」という幼児の事故は少なくありません。食材・調理法だけではなく形状にも気を配り、日々の食事を準備していきましょう。
次は、2歳児の悩みで多い、ごはんを食べない場合の対処法についてお話しします。

2歳児に最適な食事とは?

 

ごはんをなかなか食べてくれないときの対処法

ママたちを悩ませる2歳児の「ごはんを食べない」問題。離乳食からあまり食べない、という子もいれば、離乳食は食べていたのに2歳ごろから急に食べなくなった、という子も。食べない理由はなんなのか、そしてその対処法などを見ていきましょう。

そもそも、なぜ食べてくれないの?

2歳児がごはんを食べない理由としては、以下のようなことが考えられます。

●イヤイヤ期
自我が芽生えて好みもはっきりしてくる2歳児。このころにはなんでも「イヤ!」と拒否する「イヤイヤ期」が始まります。食事においても「好き嫌い」の好みが出てきて、嫌いなものは頑として食べない子もいます。

●集中力が続かない
まだ集中力も乏しく、食事中に気になるものがあるとそちらに興味がそれて食が進まないこともあります。ごはん自体も、食べるということよりその形状や色、触感が気になってしまい、ぐちゃぐちゃにして遊んでしまうことも。

●食が細い
中にはもともと食が細い子も。あまり食べられないのにたくさん盛り付けてあると、それだけで食べる気をなくしてしまう場合もあるのです。

●食べにくい
先ほどお話ししたように、2歳児はまだ咀嚼する力、飲み込む力が大人に比べて弱い状態。硬すぎる食材や飲み込みにくい食材が多いと、食べることに疲れたり飽きたりしてしまいます。

どうしたら食べてくれる? 4つの対処法

では、そんな2歳児にごはんを食べてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。4つの対処法にまとめました。

お皿に載せる量自体を減らしてみる

まずは、お皿に載せる食事の量を見直してみましょう。たくさん盛り過ぎると、「まだまだ食べないと終わらない」と子どもはゴールが見えない状態に。逆に、やや少なめに盛り付けることでお皿をカラにするのが簡単になります。子どもに「全部食べた」という達成感を与えることで、さらに食べることへの意欲を持たせられるでしょう。

おやつを減らして空腹の状態をつくる

次におやつの量の見直しを。ごはんを食べないからといって、おやつを与えすぎていませんか。そうすると食事時におなかがすかないので食べない、という悪循環に。おやつは適量を決まった時間に与えるようにし、ごはん時にはおなかがすいた状態にすることで、自然と食が進むはずです。

食事を楽しめるようにする

テレビは消して食事に集中できる環境を整えるとともに、子どもが食事に興味を持てるよう、「これはカリカリと音がするよ」「香ばしいにおいだね」など親御さんがお話ししてあげるといいでしょう。野菜についての絵本を読んだり、一緒に買い物に行って食材を選んでみたりすれば、リンクしてより楽しくなるのではないでしょうか。野菜の収穫体験をする、などもいいですね。

食べたらほめてあげる

そして、がんばって食べたらまずほめてあげましょう。全部食べ切れていない場合も、「まだ残っているじゃない!」ではなく、「あと少しだね、ぱくぱく食べていてえらいね」と前向きな言葉をかけてあげることで、もう少し食べようかという気持ちになってくれるでしょう。

2歳児に最適な食事とは?

食べてくれないときに絶対にやってはいけないこと

一方、食べない2歳児への対応として、逆効果になってしまう親の言動もあります。

とにかく無理やり食べさせる

食べないからと言って、押さえつけて無理やりごはんを食べさせる、といったことは絶対に避けましょう。自分の意図ではなく口に食べ物を入れられるのは子どもでなくても恐怖であり、もちろんおいしく食べられるはずはありません。さらに、泣き叫んでいるところにごはんを入れると窒息する危険性もあります。

脅かして食べさせる

「ごはんを食べないといっしょに寝てあげない」「こわいお化けがくる」などの脅しで食べさせようとするのもNG。恐怖にかられて従うかもしれませんが、ごはんに対してネガティブなイメージを植え付けることになります。

怒ってしまう

「食べなさい!」と何度もきつく叱ったり、恐い顔でずっと見ていたり。これも、子どもにとってはごはんの時間を苦痛なものと認識させるもとに。怒りたい気持ちはぐっと抑えるようにしましょう。

いずれも「食べてほしい」という親心からではありますが、2歳児にとってはマイナスに働いてしまいます。「どうしても食べなくてイライラする」といった場合、時間を区切ってみましょう。決めた時間になったら「食事はおしまいね」と冷静に伝え、いったん引いてしまいます。泣くかもしれませんし、「おなかがすくのでは」と心配かもしれませんが、1食ぬいたくらいでは問題はありません。「食事の時間は決まっていること」「食べなければおなかがすくこと」を子どもが理解できるようにしましょう。

 

まとめ

以上、2歳児の食事の問題についてお話ししました。離乳食から幼児食への移行、イヤイヤ期の始まりなど、2歳児ならではの発達・成長の過程が「食べない」問題には関わっているようです。親はそれを踏まえて、子ども自らが進んで食事に向き合える工夫をしていきたいものです。

食事の時間を楽しもう!

もっとも大切なのは、2歳児が「食事の時間が楽しい」「食べることが楽しい」と感じられること。子どもへの声掛けの仕方や普段からの食育などできることはありますが、一番は親が楽しく食べている姿を見せること。大好きなママ・パパが楽しく、おいしく食事をしていれば、子どもも自然と食事を楽しいと感じるようになるでしょう。一時の「食べない」問題に悩みすぎず、笑顔で食卓を囲むことを心がけたいですね。

最適な食育も学べるヘーグルの「親と子の共育大学」

子どもにとって食事は、思考や行動と密接な関係があります。
ですから、本当に賢い脳を育てるには、食事は極めて大切なことです。
ヘーグルでは親も学べる「親と子の共育大学」の中で、食育についても、しっかり学んでいきます。
食事を変えていくと、不思議なくらい子どもが落ち着いてきますよ。
ご興味がありましたら、是非、お気軽にお問い合わせ下さいね。

 

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逸見理代表
【執筆者】逸見 宙偉子 (へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。
逸見代表
【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。

 

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