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【幼児教育の豆知識】ママ友との付き合いがしんどい…その原因と上手な距離の取り方について徹底解説!

ママ友との付き合いがしんどい

子どもの通う園や学校、習い事などで知り合う「ママ友」ですが、ときにその関係は「しんどい」「めんどくさい」といったワードと関連してよく語られます。すでにママ友同士のトラブルを見聞きした、という人や、中には巻き込まれたという人もいるかもしれません。そうした体験談が影響してか、SNSでは「ママ友はいらない」といった発言も。
ママ友付き合いの何が負担になってしまうのか、この記事ではその原因を掘り下げていきます。ママ友と無理なく付き合っていく方法についても解説。「これから子どもが入園する」など、ママ友とうまく関係を作れるか不安を抱いている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ママ友付き合いがしんどくなる理由

特に幼児期のママ友は、半ば強制的に関わらざるを得ない関係。それを「しんどい」と感じる理由は、「仲良くなろう」「いい関係を作ろう」とがんばるママの我慢にあるようです。

価値観の違いによるストレス

学生時代の友人のように、互いに気が合って仲良くしているのではなく、子どもという共通点だけで結ばれているママ友。当然、自分と価値観が違うこともあり、それがストレスのもとになってしまうことも。例えば次のような例があげられます。
 ・子育ての方針が違う(子どものしつけやおやつの与え方、清潔に関しての考え方など)
 ・金銭感覚が違う(一緒に食事や旅行に行くときの予算など)
 ・距離感が違う(プライベートにも遠慮なく踏み込んでくるなど)
こうした価値観のズレが何度も重なることで、心理的負担がふくらんでいきます。特に同じマンションや近所に住んでいるなど接する機会が多いと、なかなか距離を置くことも難しいもの。我慢して付き合っているうちに、悩みのタネになってしまうこともあるのです。

SNSなどやり取りのわずらわしさ

インターネットでは「ママ友のグループLINEがわずらわしい」といった悩みもしばしば見られます。雑談で次々とレスが続き、少し放置しておくと未読が10件以上にもなっている、といった内容です。
通知音がなるたびに「私も返信しなければ」と気を遣ったり、特に重要な内容ではないけれど切り上げられずについ時間を取られてしまったり、ということもあるようです。
また、「自分の発言だけメンバーの反応がない」「いつの間にか自分以外のメンバーで新しいグループチャットを作っていた」など、SNSがいじめや仲間外れの場になってしまうこともあります。

 

比較による嫉妬や劣等感

子どもという共通点があるからこそ、つい互いを比較してしまうのもママ友同士ではよくあることです。
・あのママはいつもブランド物でおしゃれしている
・あのママの夫は家事に協力的
・あのママはよく旅行に出かけている
・あのママは資格を取って副業をがんばっている
・子どもがいい塾に通っている …など
関係のない人であれば「そうなんだ」ですむ情報ですが、「同じママ同士」となると、「それに比べて自分は」と嫉妬心や劣等感を抱いてしまうこともあるのです。逆に、そんなつもりはないのに相手からねたまれて距離を置かれる、ということもあり得ます。
また、「ママ友がマウントを取ってくる」といった投稿も。子どもや家庭の自慢話を延々と聞かされて、それがストレスになってしまうケースも起こっているようです。

子どもへの影響が心配になる

ママ同士だけの問題なら、ソリの合わない人とは距離を置くことも、場合によってはまったく接しないようにすることもできます。ただ、ママ同士の仲の良さは子ども同士の関係にも影響してしまうのが悩みどころ。
特に就学前までの幼児期は、子ども同士が約束して勝手に遊びにいくことはほとんどありません。プライベートでわが子を友だちと遊ばせたいと思ったら、まずはそのママとも仲良くならないとその先に進めないのです。
遊ばせるとなったら、またそのママと一緒に長時間見守ることになります。「子どもをたくさんの友だちと交流させたい、遊ばせてあげたい」と思えば、どうしてもママたちとの付き合いが発生してしまいます。
自分以外のママ友が誘い合って、子どもたちを遊ばせたりイベントに出かけたり、といったことも、付き合いの中で耳に入ってきます。そうすると、自分が誘われなかったという以上に、子どもをその輪に入れてあげられないことがつらく、悩んでしまうママもいるのです。

ムリなくママ友と付き合うための心構え

どうしても接することが多いママたちなら、できれば互いにストレスなく付き合っていきたいもの。そのために、まず自分が持っておきたい心構えについてまとめました。

相手に期待しすぎない

ママ友に対しては「絶対に仲良くならなくては」と思い込むのではなく、「気が合わなくても当然、合ったらラッキー」程度に考えて、深入りしすぎず付き合っていくのがおすすめです。一般的に人と接するときのように、分け隔てない笑顔とあいさつ、礼儀をわきまえたコミュニケーションさえ行っていれば問題は起こりません。
自分の価値観に合わない意見や行動があったとしても、「期間限定の付き合い」と考えれば「そんな人もいるんだ」と受け流せるでしょう。全般において相手への過度な期待を抱かないのがベストです。
もちろん、「この人とは気が合いそう」「もっと知りたい」と思えば、普通の友人のように仲を深めていけばいいのです。

無理に合わせない

ママ友グループの場合、しばしば同調圧力を感じて「自分も合わせないと」「仲間外れになってしまうのでは」と無理をしてしまう、という声も。でも、それが積み重なると大きな心理的負担になり、合わせるのがつらくなってしまうこともあります。
人付き合いとしてある程度合わせることが必要な場合もありますが、自分に負担がかかりすぎていると感じた場合はいったん立ち止まって、関わり方を考え直すようにしましょう。

他人と比較しない

あのママは自分よりもうまく子育て、人付き合いができている、などと思うとつらくなってしまいます。他者と比較しても仕方のないことも多いもの。周囲に振り回されず、自分が本当に良いと思う子育て、自分らしい母親像を確立していくことが、自分にとっても子どもにとっても最良と考えましょう。  

ママ友とのコミュニケーションの工夫

ママ友との付き合いがしんどい

ママ友付き合いで大切なのは、相手に合わせすぎず、かといってマイペースになりすぎたり壁を作ったりしないことです。日常で実践したいママ友とのコミュニケーション法を具体的に紹介していきます。

SNSはほどほどに活用する

SNSは便利ですが、いつでも気軽にメッセージを送り合えるため、やり取りや情報共有にとらわれすぎることも。そうすると時間的にも拘束されてしまいます。
自分にとってメッセージの頻度が高すぎる、と感じたら、「あまりスマホを見ないから、すぐ反応できなくてごめんね」など一言断りを入れておきましょう。直接会っている時間以外もママ友付き合いに時間を割くことになるので、負担だと思ったら少し距離を置くことが大切です。

ランチ会などの参加は無理のない程度にする

ママ友付き合いの中では、ランチやイベントなどに誘われることもあるでしょう。そうした付き合いが負担に感じている人も少なくありません。気分が乗らないのであれば、
「ありがとう。今日は家でゆっくり過ごしたいの。また今後誘ってね」
など、角が立たない言い方で伝えましょう。ただ、「用事があって出かけるから」など嘘をつくと、子どもを通じて相手に知られてしまう場合も。断る理由は正直に話したほうが無難です。突然参加しなくなるのが難しいのであれば、少しずつ頻度を減らしていくといいでしょう。
距離を置きたい、と思うママ友でないのであれば、自分も子どもも楽しめそうなときは積極的に参加する、自分からも誘うようにするなどすれば、相手も「そういうペースね」とわかってくれるはずです。

話題は当たり障りのないものを選ぶ

相手の家庭の状況や夫の仕事内容など詳しく根ほり葉ほり聞くと、敬遠されてしまいます。相手に訪ねるときはプライベートに踏み込みすぎないように注意を。自分から話す内容も、相手が一緒に楽しめることを選びたいもの。夫や家族のグチはたまにならいいのですが、たびたびは聞くほうの負担になります。他のママや園の先生などの悪口も控えましょう。あくまで子どもを通してのつながりと意識して、子どもたちのことやお出かけ情報などさらっと楽しく話せる話題を探すのがおすすめです。
逆に相手がプライベートなことを聞いてきたときにはあいまいに答えておき、それ以上踏み込まれたくないということを何となく示しておくといいでしょう。ママ友の情報ネットワークは拡散が早いもの。広がっては困ることは話さないのが無難です。

 

笑顔で受け答えするのは忘れずに

気が合わないママ友と無理をして付き合う必要はありませんが、あからさまに避けたり話しかけられてもそっけなく対応したりすると、新たなトラブルの火種を作ってしまうことに。
苦手なママとは積極的に交流しなくても、笑顔で受け答えをし、気持ちのよい対応を心がけていれば特に問題は起こりません。

ママ友との関係を見直すタイミング

ママ友との関係が負担に思っているなら、大きなストレスになる前に関係の見直しを。特に目安になるタイミングを紹介します。

会ったあとに疲れてしまうとき

「あのママとお茶をした後はいつも疲れる…」という場合は、自分が無理をしすぎているせいかもしれません。
・会話が弾まない
・相手の話に興味を感じない
・いつも一方的に話を聞かされる
といった場合は、関係を見直してみてもいいでしょう。

子どもが新しい環境に進むとき

子どものクラス替えや進学などは一つの区切り。子どもでつながっている関係なので、子どもの環境が変われば親の興味や関心も移り変わって、話が合わなくなることもあります。
また、新しい習い事を始めるのも一つのタイミングです。子どもは新たな環境ですぐに新しい人間関係を築いていきます。以前のママ友関係に縛られていると感じているなら、そうしたタイミングをきっかけに少しずつ関わりを減らしていくといいかもしれません。

まとめ

悩んだらパートナーや友人に頼ろう

こじれると鬱(うつ)状態になってしまうことまであるママ友問題。一人ではどうしたらいいのかわからない、といったときにはパートナーや信頼できる友人に話を聞いてもらいましょう。
ママ友だけが人間関係ではなく、頼れる人や相談できる人がたくさんいる、と思えると気持ちも軽くなります。趣味のサークルなどに参加して、気軽に話せる人間関係を複数作っておくのも心のお守りになるでしょう。

ありのままの自分で仲良くなれるママが一番

いろいろとママ友問題について解説してきましたが、ママ友がいてよかったという声もたくさん聞かれます。子育ての悩みやグチを共有できたり、困ったときに助けてもらえたり、日常の何気ないおしゃべりが気晴らしになったり。子どもを通じての出会いから、子どもが成長したあともずっと続く友人同士になることもあります。
自分を曲げてまでママ友を作る必要はありませんが、自然体の自分で気楽に付き合えるのであれば、ママ友は心強い存在。気負いすぎず無理をしすぎず、楽しいママ友付き合いをしていきましょう。

逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督(へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。

 

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