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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】子どもの「心の教育」とは? すべての能力の土台となる心の育て方について、徹底解説!

心の教育

昨今、未成年者によるさまざまな事件や不登校の増加を受け、子どもの「心の教育」がより注目されるように。「心」が豊かに育っていなければ、社会において人と接することがうまくできず、せっかく身に着けた知識を生かし切ることも困難になります。子育ての核ともいえる「心の教育」を理解し、わが子の頭脳も心もバランスよく伸ばしていきましょう。

心の教育における4本の柱

「心の教育」、といっても、一般的な学習と違って何をどうすればいいのか具体的にはつかみにくいかもしれません。まずは、その柱となる4つの教育について説明していきます。

科学的教育

植物や動物、昆虫など自然科学に親しむことで、あらゆるいのちを大切に思うことを学びます。
日頃から近隣の公園などで自然と触れ合うことのほか、庭やベランダで花や野菜を育ててみるのもいいですね。
犬や猫を飼っている家はもちろん、小さな虫かごで昆虫を観察するだけでも、生命の不思議にふれ、その尊さを感じることができるのではないでしょうか。

道徳的教育

人の道として、ものごとの「善悪」を判断し、他者の立場で考えられるように教えていくことも大切です。そのためには、何がいいことで悪いことなのか、親が日常でわかりやすく伝えていく必要があります。
例えば子どもがレストランで騒いでいるとき、「ダメでしょ!」「静かに!」と叱りつけるだけでは、なぜダメなのかが理解できません。
「ほかの人がお話ししづらいよね。楽しいごはんの時間がさわがしくなったらあなたはどう思う?」
と、理由と他人の気持ちを想像するように促してみましょう。子どもの行いのよいことについても、「どうしてそれが褒められることなのか」を伝えつつほめてあげることです。

情緒的教育

喜び、うれしさ、悲しみ、怒り…。子どもには感情豊かに育ってほしいもの。とはいえ、幼いうちは自分自身の今の感情がなんなのか、うまく言葉としてとらえられません。子どもの折々の様子を見ながら、「さみしかったんだね」「悔しかったのかな」と親が言葉にして代弁してあげるといいでしょう。
情緒を豊かにするひとつとして、本の読み聞かせがあります。物語の中で、自然と登場人物に自身を重ね、どんな気持ちかを言葉として学ぶことができるでしょう。
季節の行事や日本文化・伝統に触れることもおすすめです。二十四節季やお彼岸、お正月といった節目を家庭内で意識して行事食を取り入れたり、先祖のお墓参りに行ったり。また、茶道や書道を体験したり。
日本の風土に根付いたこれらの文化は、子どもの感情を刺激して豊かなものにしてくれます。

美的教育

美しいものにときめく、感動する。そういった心をはぐくむ「美的教育」も積極的に行っていきましょう。
美術館、博物館をはじめ、演劇や音楽のコンサートなどに幼いころから連れて行くことで、美的感覚のインプットを。最近では親子で美術鑑賞、親子で観劇、といった取り組みも各館でなされていますね。
家でのお絵描きや工作は、アウトプットとして創造性や表現力を広げてくれます。大人が「うまい」と思う描き方や作り方を教えることなく、のびのびと自由にやらせることがポイントです。

心の教育

 

心の教育はなぜ必要か

小中学校において、平成30年度より道徳は「特別の教科」となり、年間35単位時間があてられることに。「教科」として、児童・生徒の道徳性を培っていくこととなっています。
このように国としても力を入れる子どもの「心の教育」ですが、その必要性を改めて読み解いていきましょう。

未来を生き抜く力を育むために必要な心の教育

ただの単純作業はAIの仕事となった現代、人間に求められるのはよりクリエイティブで、人の心を動かすこと。人々のニーズを把握し、想像を超えるものを生み出していく感性が必要です。
また、異なる地域や国の人、異なる宗教や思想を持つ人と協働していかねばなりません。
相手が何を考えているのかを察知するのはもちろん、自分の意見も臆することなく発信し、よい関係性を作れなければそれは難しいでしょう。
いずれにしても、勉学というよりも「心」がどれだけ豊かか、ということがカギとなってくるのです。

心の教育がすべての力の土台となる

「心」の育ちは、学力や運動能力の育ちにも関わってきます。
人やものごとに素直に向き合い主体性をもって交流する心は、学習・スポーツなどの取り組み方にも反映され、ぐんぐんとそのノウハウを吸収していくことでしょう。それ以外のあらゆる分野においても、「心」が安定していれば冷静に集中して取り組むことができるはず。
心を豊かにはぐくむことは、あらゆることの土台になっているのです。

幼児期から始めたい心の教育

先述で小中学校の道徳について触れましたが、「心の教育」は幼児期の早期から始めるのがベストといえます。
家族をはじめ友だちや先生などと触れ合いながら、自分の感情を認識し、他者を思いやることを少しずつ学んでいく幼児期。この時期に培われた道徳心や価値観は、その後の人生の基盤となっていきます。
情緒の発達の著しい幼児期にやるべきは、勉強ではなく心を育てることなのです。

 

EQを育てることの重要性

心の成長度合いは、「EQ」とほぼ同義語といえます。EQとは、「心の知能指数」のこと。IQ(知能指数)だけでは測れない理性や感情コントロール力などを表し、ビジネスで成功する人の多くが、高いEQを持っているとされています。
「心の教育」において知っておきたい「EQ」について、もう少し詳しく見ていきましょう。

EQの5つの基本定義

心の教育

5つの基本定義を通して、EQがどのようなものかを説明します。

自分自身の情動を把握する

今、自分はうれしいのか悲しいのか、腹を立てているなら何に対して怒っているのか。自身の感情をきちんと認識し、認めることがまずは大切です。自分の心がわからなければ、他者の心も理解することはできないでしょう。

感情をコントロールする

人間である限り、感情の波は起こります。いらだったり焦ったりしたときに、取り乱して他人に当たるようでは事態は悪化するのみ。自分の感情をうまくコントロールして、冷静に対処することが社会においては重要です。

自分を動機付ける

「こうなりたい」「あれを成し遂げたい」といった目標に対して、自己を鼓舞して進んでいくことです。達成のための勉強やレッスンに集中し、自らを律してそれを妨げる快楽や甘えを遠ざけます。

他人の感情を認識する

自己中心だとさまざまなトラブルが起きます。他者の感情を慮るのは、共生社会において必要不可欠。しかし、これは一朝一夕に身につくものではありません。幼いころから、家族や友だちとのけんか・すれ違いなどを繰り返しながら、そのたびに素直に自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを受け入れていくことで育っていくのです。

人間関係を上手に処理する

他者は自分とは認識や思いが異なる、ということを理解したうえで、協働したりおだやかな人間関係を築いたりする力です。

このような定義を持つEQ。「EQが高い」ということはすなわち、自分のこともよくわかり、他人のことも受け入れられる人間の幅が広い人物。感情に振り回されることなく、どんな状況にあっても落ち着いて乗り越えていける力を持っている、ということです。「心の教育」において、このEQの5つの定義もぜひ念頭に置いておきましょう。

 

親として心の教育にどう臨むか

心の教育とはなにか、その大切さについてお話ししましたが、子どもの心をはぐくむにはまず、親自身の心のありようが大切になってきます。

子どもの心の教育は親の心の教育

子は親の鏡。いくら「子どもの心が育ってほしい」と思っても、親自身の心が未熟であればそれは難しいでしょう。
親がすぐにイライラして怒鳴ったり、子どもの意見を否定して自分の考えを押し付けたり、家族や同僚のグチを毎日言っていたりしたら、いつの間にか子どもも同様にふるまうようになります。
まずは、親自身が自分の感情と向き合い、人を思いやり、よい人間関係を築いていくこと。自然や美しいものに積極的に触れたり、伝統文化を楽しんだり、心を豊かにしていくこと。その姿を見せることこそが、何よりの子どもの心の教育となるでしょう。

 

「心の教育」には親の愛情が不可欠

心の教育

子どもの「心の教育」で忘れてはならないこと。それは、「親の愛情」です。親のあふれる愛情が降り注いでこそ、子どもの心はすくすくと育っていきます。

子どもが親に求めている5つの「たい」

どんな子どもでも持っている、親への5つの「たい」があります。その思いを改めて確認しておきましょう。

愛されたい

親から無条件で愛されたい。子どもはそう思っています。子どもにとって親は何者にも代えがたい大好きな存在。親にとっての自分もそうありたいと願っているのです。
「子どもを愛しているなんて当たり前」と思うかもしれませんが、実際に言葉にする、スキンシップを密にするなど、愛情表現を怠ってはいけません。子どもが十二分に愛情を感じられるように、親は素直に表現していきましょう。

褒められたい

赤ちゃんのときは、寝返りをしたら「すごいね」、立って歩いたら「やったね!」とたくさん褒めてあげていたことでしょう。しかし、子どもが成長するにつれ、「なんでこんなこともできないの」「やればできるでしょう」と、怒ったり否定したり、が多くなっていませんか。
怒られたら反発し、褒められればもっとがんばろう、という気になってくれるもの。どんな小さなことでもいいので、子どものいいところを日々見つけて、プラスの言葉がけをしてあげてください。

認められたい

子どもは、誰よりも親に自分のことを認めてもらいたいもの。親に認めてもらえることで、自分は自分でいいという「自己肯定感」がふくらみ、自信を持つことができます。
失敗したときもがんばった過程を認め、励ましてあげること。ほかの子どもと比べずに、その子の個性を見つめること。
「ありのままのあなたでいい」というメッセージを、いつも伝えてあげることを忘れないでください。

人の役に立ちたい

「認められたい」と似ているかもしれませんが、「あなたはとても役立つ存在」「あなたがいるからとても助かる」と、親から言われることは子どもの喜びです。
その有用感を与えられる一番の方法は、お手伝いでしょう。料理や掃除など、できることからどんどん手伝ってもらいましょう。正直、親がやったほうが早いこともあります。しかし、子どもが「親の役に立てた!」という満足感を得ることで、自信も得ることができるのです。わが子の自尊心を育てる、と思って、積極的に任せてみてください。

自由でいたい

あれこれ指図されることを好む子供はまずいないでしょう。「こうしなさい」「これはダメ」といわれると、途端にそれと反対のことをしたくなってしまいます。
親は、できるだけ子どもの好奇心をつぶさず、とことんやらせてあげること。もちろん危険なことや他者に迷惑をかけることはNGです。しかし、ダメ、やめなさい、と禁止する前に、「本当にやめさせなければならないのか」「やらせてあげてもいいことかも」と自分に問い直してみることです。意外と親の都合でやめさせていることもあるもの。
「やりたい」をとことんやってきた子どもは、心も豊かに育っていきます。

本物の愛情とは

子どもの心を育てるには、親の「本物の愛情」が必要です。本物の愛情とは、見返りや成果を求めないもの。あるがままの子どもを受け入れて愛することです。そして、一人の人間として尊重し、その人生の歩みを操作するのではなくサポートしていくこと。
子どもへの期待や不安が大きくなりすぎると、つい親の意向が強くなってしまうことも。親はまずわが子を信じること。そしてあたたかく見守っていきましょう。

 

まとめ

本物の愛情をもって子どもに接することが最高の心の教育

子どもの心は、今日明日ですぐに育つわけではありません。毎日の生活の中で感動し、喜び、心ふるわせることで豊かに耕されていくのです。そして、その土壌に降り注ぐのは親の愛。すべてを包み込む太陽のような親の愛で子どもの心はうるおい、やがて他者にもそのあたたかさを分け与えることができる人間に成長していくでしょう。

徹底した心の教育で大きな成果を挙げる幼児教室ヘーグル

幼児教室ヘーグルでは、幼少期より心の教育を徹底しています。子どもの心の教育には、親の心も同時に育てることがとても重要で、ヘーグルでは毎授業ごとの家庭教育のサポートも万全です。
心理学や成功哲学の知識をベースにしたヘーグルオリジナルの教育法には定評があり、ヘーグルに通う子どもたちは、素直で子どもらしく、できることをひけらかしたりする雰囲気はありません。他人への思いやりに溢れ、頭と心のバランスがとれているので人から慕われ、リーダーシップを発揮する子が多いのも特徴です。
さらに深く学びたい方には、「親と子の共育大学」という全14回の特別プログラムもご用意していますので、ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
逸見理事長
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