1603622

経済協力開発機構(OECD)は、
2019年12月3日世界79カ国・地域の15歳、
約60万人の生徒を対象に2018年に行った
学習到達度調査(PISA)の結果を
発表
しました。

「数学的応用力」は前回の5位から6位に、
「科学的応用力」は前回の2位から5位に
なりました。

1位は北京・上海等、2位はシンガポール、
3位はマカオ(1~3位は、数学的応用力、
科学的応用力、読解力ともに同じでした)
です。

「数学的応用力」の4位は香港、
5位は台湾でした。

「科学的応用力」の4位はエストニアでした。

注目すべきなのは、
「読解力」の結果です。

日本は、2000年8位、2003年14位、
2006年15位、2009年8位、2012年に4位と
一度落ちた順位が回復傾向にありましたが、
2015年8位、2018年15位と
再び低下
したのです。

長期トレンドとしては、
統計的に有意な変化が見られない
「平坦」タイプとOECDは分析しているので、
深刻に嘆く必要はないと思いますが…。

文科省は、
読解力の自由記述形式の問題において、
自分の考えを他者に伝わるように
根拠を示して説明することに
引き続き課題がある
と言っています。

また、学校の日常の授業の中での
デジタル機器の使用率が、
OECD加盟国中で日本が最下位だったことも
浮き彫りにされました。

それでは、幼児期から子どもに確実に
「読解力」を身に着けさせるのには、
どうしたらいいのでしょうか。

それは、まずいろいろな文章を
暗唱することが大切
です。

言語は、「音」から始まります。

お母さんやお父さんの発する
言葉を聞くことから言語活動は始まります。

いろいろな絵本を
読み聞かせることから始まり、
好きな絵本を暗唱してみるのも
いいでしょう。

様々な文章に出会っていくことの
楽しさを味わえることが出来れば、
子どもにとってとても良い体験になります。

ヘーグルが発刊している
「プレミアム素読・暗唱文集1」の中に
収録されている100の詩や文章を
暗唱してみましょう。

これら100の作品は、
幼児が暗唱しやすいものを選んであります。

繰り返しが多かったり、
リズミカルであったりして、
子どもが親しみやすいように
構成されています。

何度もCDをかけてインプットしながら、
暗唱させてアウトプットさせます。

それに続く
「プレミアム素読・暗唱文集2(上・下)」は、
内容がハイレベルになっています。

ですから、
すぐに暗唱させるというのではなく、
CDをできるだけ多く聞かせて、
音のイメージを潜在意識に刷り込むことが
重要です。

段々慣れてきたら、
少しづつパートに分けて
暗唱させるようにします。

その際、内容的にも深い、
将来の「心の成長」にも通じるような
作品を中心に暗唱させます。

①「絶対語感」が作られる。

②「読解力」の土台が作られる。

③「人間学」の礎が作られる。

これら3つのことが同時に築かれるので、
非常に効率的に学習を進めること
が出来ます。

ここに、是非覚えたい作品を
ピックアップしますので、
参考にしてください。

「プレミアム素読・暗唱文集2(上)」

①江戸時代の文語文「怒りは敵と思え」から
 「大業をなす人」まで P74~115

②明治時代以降の文章「五箇条の御誓文」から
 「日本国憲法 前文」まで P118~135

③様々な文章「ダビデの歌」から
 「功徳力」まで P166~173

「プレミアム素読・暗唱文集2(下)」

①漢詩・漢文「偶成」から
 「朝三暮四」まで P194~211

②論語「学而第一」から
 堯曰第二十」まで  P218~301

③老子「第一章 真の道」から
 「第七十八章 弱は強に勝つ」P304~339

④三字経全部 P342~363

⑤「荘子」から最後まで P366~399 

暗唱できる文章が多くなると、
「読解力」の基盤の型が作られます。

「暗唱」ができたら、次は「暗写」です。

覚えた文章を書き出すことが、
次のステップです。

それは、作文力の基盤になります。

これから、今回のテーマは、
シリーズでお届けします。