子育ての知恵ぶろぐ 第331回 ２０２３年はどんな年になる？

2023年は、どんな年になるのでしょうか。

宇宙全体は「気」のエネルギーで
動いていきます。

「気」とは、
「天の気」「地の気」「人の気」です。

それぞれを十干、十二支、九星という
三つの「気」で表します。

2023年は
「天の気」は「癸（みずのと）」です。

十干とは、
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
です。

毎日、日が昇り、降りていく、
これを10回繰り返すことを「旬」と呼び、
それから「上旬」「中旬」「下旬」
という呼び名も生まれました。

「癸（みずのと＝水の弟）」は、
十干で言えば最後の文字となり、
季節で言えば「晩冬」に当たります。

晩冬は草木が枯れ、
葉が生い茂っていたときには
見えなかったものが見え、
小川や水路も見渡せます。

「癸は揆なりで万物は揆度す」となり、
揆度とは測るという意味になります。

十年の最後の年で、
次の年は甲から新たな10年間が
スタートをする準備をするために、
過去の10年間を総括し、
筋道を立てて考えることが必要です。

この筋道から外れると危険が増します。

正しい政治が行われていると
「揆一」となりますが、
民衆が苦しむと「一揆」になります。

2023年の「地の気」は「卯（う）」です。

十二支とは、
子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、
申、酉、戌、亥です。

天の気、癸を受けて地の気が
動き出します。

「卯」は冒で「おかす」という意味です。

「茂」という意味も加わって、
今まで地中にうごめいていたものが
地中から芽を出し、繁茂します。

そうすると様々なものがはびこり、
こんがらがって身動きが取れなくなる
ことも起こります。

「卯」という字は「門を開く」つまり、
今まで放置していたことを整理し、
新たな世界を同じ志を持った同士が
協力し合って未開の地を切り拓くことが
重要です。

2023年の「人の気」は「四緑木星」です。

九星とは、
一白水星、二黒土星、三碧木星、
四緑木星、五黄土星、六白金星、
七赤金星、八白土星、九紫火星です。

「四緑木星」は、物を遠くまで運ぶ
という意味がありますので、
船舶や鉄道、航空機などに縁があります。

過去の四緑木星の年には、
大きな航空機の事故や
JR福知山線の事故などが起きており、
気をつけなければならない年でも
あります。

また、ブラックマンデーや
タイ王国国軍が厳戒令を発令などが
勃発した年でもあります。

反面、四緑木星には「整う」という
意味もあります。

本来は信用と繁栄を象徴する星ですが、
それと対極的に利己主義で
ワンマンな部分もあります。

リーダーが利己主義に陥り、
社会の整いが崩れれば、
事故やテロなどが多発する危険も
併せ持つのです。

しかし、全体を考え、
すべてが整うような動きをすれば、
運気は増していきます。

是非、バランスよく思考し、
さらに飛躍できる年にしましょう。