子育ての知恵ぶろぐ

〜ヘーグル公式ブログ〜

2019年2月6日
by ヘーグル
第194回「教育大国シンガポールが選択した道とは?」 はコメントを受け付けていません。

第194回「教育大国シンガポールが選択した道とは?」

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2018年、日本のパスポートは「世界最強」に
ランキングされました。
(ビザなしで渡航できる国の数が
世界最多の180カ国)

同率一位の国があります。

シンガポールです。
「世界で最もビジネス展開に適した国」
「国民一人当たりの所得世界3位」
「世界幸福度ランキングアジア最高ランク」
など、
国際競争力に長けた小国シンガポールが
最も力を入れているのが教育です。

毎年国家予算の20%を教育に歳出しています。

ちなみに、日本は約5%です。

OECDによる
「15歳時点での国際学力比較ランキング」では、
2015年に世界トップとなり、
世界大学ランキングでは、
アジアでトップとなっています。

東大は7位です。
シンガポールが
このような教育大国になった理由は、
「超資源貧乏国」だからです。

飲み水でさえ、
他国に頼らなければ生きていけません。

この国にあるのは人的資源のみです。

ですから、
自国民の人材開発に余念がないのです。

英語を必修化し、
その速い口調で発せられる独特の英語は、
「シングリッシュ」と呼ばれ、
進化してきました。
その教育熱心なシンガポールの教育は、
最近、大きな変化をしています。

いままでは日本と同様、
学校では勉強のモチベーションを高めるため、
成績表にクラスやテストでの順位が
記載されてきました。

しかし、このほど教育省の決定により、
成績表に順位を記載することを
全国的に廃止したのです。

その理由は、順位への過度な心配が
勉強の妨げになっている可能性があることと、
学習は競争ではなく、個人の成長のためである」
という政府の基本的な考え方を示すためです。

教育相のオン・イエクン氏は
「クラスや学年で1番や2番という評価は
子どもにとって名誉な勲章として歓迎されてきた」
ことは認めた上で、今回の改革の意図を
勉強は競争ではなく
生涯続く自己鍛錬であるということを、
幼少時から子どもが理解できるように
と語りました。

「教育先進国」のシンガポールが
このように舵を切ったのは、
IT化・AIの活用などにより、
社会に求められるクオリティが
点数で測れるような「知識」よりも、
「人間力」に傾いたことに理由があります。

昨年開催された
World Economic Forumの会合においても、
IT技術が人間にとってかわったことによる
「人余り」「リストラ」が
大きな問題として提起され、
その高度IT社会においても
なお必要とされる人材の資質として、
創造性、共感性、調整力、感情知性などが
指摘されました。
同フォーラムが昨年発表した
「仕事の未来に関する報告書」では、
今から2022年までの間に
仕事場面で必要とされるスキルは42%変化し、
単純作業・記憶・簿記などの必要性が下がる一方で、
クリティカルシンキング、自発的な学習、
分析的思考などの必要性が上がると予測、
「それらの人間的なスキルの学習には、
生涯学習が必要となる」と指摘していますが、
これも先述のオン教育相の
生涯続く自己鍛錬」という言葉と重なります。

能動的に自分の軸をもって
豊かな創造性と感情力を発揮しながら
仕事をする人物像は、
点数や順位にこだわって
受動的に知識を詰め込む優等生ではなく、
自分の成長のために能動的に勉強することで育まれる
自律的で幸福な個人であるという考え方が
見て取れます。
ちなみに、
最近「子どもが世界一幸せな国」などと評価され、
ヨーロッパの教育先進国として
取り上げられる機会の多いオランダも、
徹底した「個人内評価主義」です。

進路決定や発達のチェックなどのために
毎年IQテスト的なものは実施されるものの、
「テスト」と呼んでしまうと
子どもが負担に感じ本来の能力を
発揮できなくなる恐れがあるため、
あくまで普段の学習活動の一環といった体で
実施されます。

もちろん定期テストのスコアによる順位付け
というものは存在しません。
教育というのは、
時代を先取りしていかなければなりません。

これから30年後の時代に必要な人材づくりを
目指すことが重要です。

ヘーグルは時代の先を見据え、
「右脳と左脳、そして心をバランスよく育てること」
を目指した教育を日々実践しています。

世界各地の教育に熱心な国から
「ヘーグル教室を開校したい!」
というオファーが続々と寄せられています。

その数は1,000件以上にのぼりますが、
ヘーグルは日本の立川本部校以外には
営業拠点は一つもありません。

すべて口コミだけで広がっている
ということになります。
そして、問い合わせが一番多い国が、
何を隠そう「シンガポール」であり、
世界各国で最多の9校が既に運営されています。

今年は、さらに2校開校の予定です。

シンガポールの人たちの情報感度の高さと
教育に対する熱意が、まさに伝わってきます。
世界各地から「先を見据えた教育」と認められ、
世界に真に役立つ人材を育てている
ヘーグル教育の門を是非、叩いてください。

そして、さらに自信をもって
邁進していただけたらと思います。

2019年1月30日
by ヘーグル
第193回「世界の分岐点に日本はどう進むのか」 はコメントを受け付けていません。

第193回「世界の分岐点に日本はどう進むのか」

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世界は半導体や通信機器、AIといった
ハイテク分野での覇権争いをしています。

特に、米国と中国は熾烈な戦いをしています。

なぜならば、今後、覇権をとった国が
地球を支配していく状況なのが明白だからです。

その支配は、宇宙にまで及びます。

そんな分岐点のような時代において、
日本の状況はどのようになっているのでしょうか。
経済産業省は昨年9月7日、
「デジタル変革」を失敗させれば2025年から
毎年12兆円の経済損失をもたらすとの報告書を
公開しました。

同省は、この事態を「2025年の崖」と呼んでいます。
1989年1月1日のNYダウは2,168ドルでしたが、
2017年1月1日には19,762ドルと
28年間で約9倍になっています。

ちなみに、日経平均はこの間、
30,159円から19,114円となり35%以上の
マイナスです。
27年前の1992年には、時価総額世界トップ50の中に
日本の企業は10社ありました。

しかし、
2016年ではトヨタ1社のみとなってしまいました。
2018年度、米国の企業は世界の純利益の4割を
稼ぎます。

デジタル化への集中投資で知的財産などの
「見えぬ資産」が利益を生む産業構造に
転換したからです。

日本は、成長が足踏みし、
資産効率でも世界に後れを取っています。
さらに、時代遅れの主導により、
さらに大企業の体力を消耗しています。

その一つの例が、日本の「原発輸出」の総崩れです。

日立製作所は17日の取締役会で
英国への原発輸出事業の凍結を決定しました。

英国中部の島に2基を新設を断念し、
約3,000億円の損失を計上します。

三菱重工業も地震を想定した安全基準の強化で
事業費が当初の2倍超になるとわかり、
トルコでの原発計画を断念します。

リトアニアでは12年、日立が受注した
原発建設計画の是非を問う国民投票で
6割以上の反対によって事業が失敗。

台湾やインドでの計画も進まず、
ベトナムへの輸出も16年に白紙撤回されました。

東芝が経営危機に陥ったのも
米国での原発事業の失敗でした。

原発は、もはやビジネスとして
成り立たない時代遅れの事業なのです。

今、そんなビジネスに力を入れるよりも
これからの時代をリードする産業に
注力しなければいけません。

世界一の原発保有国である米国でさえ、
自然エネルギーへの転換を図っています。
これからは、斬新な発想で
世の中をリードしていくものを
どんどん創造していく時代です。

GAFAのような
ライフスタイルを変えてしまうくらいの
企業をつくる気概が必要です。

それには、
枠にはまった今の日本の教育に
不足しているものを考え、
もっと大きな視点でとらえることが必要です。

ヘーグルの『壱萬会』が目指しているのは、
無限の可能性を持った潜在意識の活用によって、
子どもの才能を最大限に引き出すことです。
シンガポールの『壱萬会生』から
GEP(ギフテッド・エデュケーション・プログラム=
IQ上位1%の子どもに行われる特別教育学校システム)
に選出される子どもも出ました。

子どもの才能をさらに伸ばしていきましょう。

2019年1月23日
by ヘーグル
第192回「子どもに『読解力』をつける第一歩」 はコメントを受け付けていません。

第192回「子どもに『読解力』をつける第一歩」

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偉人に共通していることは、2つあると言います。

①周りの人たちからプラスの暗示を与えられていた。

②読書家である。

③天井が高い。自然の中で十分遊んでいる。

これは、多くの偉人を調べた結果出てきた事実です。

ですから、幼少期の頃から「本好きな子ども」に
育てることが大事なのです。

本は知の宝庫です。

世界中の色々な人たちの考え方や知識に
アクセスできます。

まずは、お母さんが1日10冊を目安に子どもに
本を読んであげましょう。

読み聞かせは、子どもを本好きにする第一歩です。

この時、注意しなければいけないのは、
お母さん自身が楽しんで、ワクワクしながら
読んであげることです。

子どもには、このワクワクした気持ちや
楽しそうな雰囲気が伝わります。

決して嫌々読んではいけません。

そして、抑揚を思いっきりつけて、
主人公になりきった気持ちで読んであげましょう。

すると、子どもは物語の世界に
どっぷりとはまっていきます。

このような楽しい体験が、
国語の読解力の基盤となります。
次の段階は、「音読」をさせることです。

音読は、単に読書量を増やすのではなく、
脳の活性化にもつながります。
音読すると視覚、聴覚の両方の感覚器官を
刺激します。

また、一行一行を重複することなく
注意深く読まなければならないので、
集中力も養われます。

また、さらに3つの効果も期待できます。

①知識や語いを増やす

何でも吸収する幼児期に、
たくさんのことばや文章に触れることで、
知識や語いがどんどん増えます。

②表現力や、日本語の感性を育てる

美しい日本語や、文学作品等の表現を知ることで、
自分自身で文を作ったり、
表現したりする力がつきます。

③読書が好きになる

読むことへの苦手意識をなくし、
読む楽しさに気付くことは、
読書好きな子どもが育つ第一歩です。

小学校に入学する前に、
2,500冊を目標に頑張りましょう。

2019年1月16日
by ヘーグル
第191回「合否の結果を分ける『〇〇〇〇の法則』を知る」 はコメントを受け付けていません。

第191回「合否の結果を分ける『〇〇〇〇の法則』を知る」

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いよいよこれから本格的な受験期を迎えます。

親も子も、ストレスいっぱいの時期です。

このような大切な時期を過ごすのに
忘れてはならないのは、
潜在意識の働きの一つである
「引き寄せの法則」です。

この時期に襲われるのは、
「落ちたらどうしよう」という心配です。

潜在意識には、
否定語は通じないという原則があります。

「落ちたら……」は、
落ちるというイメージが
脳に焼き付いてしまいます。

一度焼き付いたものを剥がすことは
至難の業です。

「そんなことしてたら落ちるぞ!」
なんていう言葉は絶対かけてはいけません。

そうではなく、
肯定的な言葉を使ってください。

「この問題ができれば合格するぞ」とか、
「このまま頑張れば絶対合格だ、大丈夫!」
などといった、
肯定的な言葉を使っていると、
脳は「合格」のイメージで満たされます。

『肯定は肯定を呼ぶ、否定は否定を呼ぶ』
という言葉があります。

親の方が動揺したり否定的な見方をしていると、
それは子どもに大きな影響を与えます。

「自分に似たものが引き寄せられます」
~エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス~

「あなたは思考、心象、そして言葉によって
外に発散させているものを、
自らの人生に引き寄せているのです」 
~キャサリン・ポンダー~

「望まないものを予期してはいけないし、
予期しないものを望んでもいけない。
欲しくないものを予期すると
望まないものを引き寄せることになり、
予期しないものを望むのは
貴重な精神力を浪費するだけだ。
一方、どうしても欲しいものを
絶えず予期していると、
引き寄せる力が抗いがたいものになる。
心は磁石であり、支配的心理と一致するものを
何でも引き寄せる」 
~レイモンド・ホリウェル博士~

「あらゆる思考はその強さに従って現れる。
知性についてほんの少しでも考えれば、
対応するものを生み出す法則の力が働き出す」 
~アーネスト・ホームズ~

「人は生きた磁石だ。
頭の中を占領している思考に即した人や
状況や環境を、人生に引き寄せる。
何であれ、意識の上でこだわっていることを、
たくさん経験することになる」
~ブライアン・トレーシー~

これらの言葉の持つ意味を深く考えましょう。

まずは、自分の願望を強く思うことです。

自分は、何を引き寄せたいのか?

願望を明確にしたら、
それを得られるような行動をする。

とてもシンプルなことです。
願望を実現するには、
「疑う心」を拭い去る必要があります。

あらゆる「疑い」は、
望みがかたちになる邪魔をします。

「疑う心」を拭い去る一番良い方法は、
証拠を見つけることです。

例えば、
科学者は証明されたことしか信じません。

つまり、
願望を達成の方向に導いている事実に
注目するのです。

それを「兆し」と言います。

この「兆し」に気づいたら、
「自分の望みに近いものが手に入ったんだな」
と認めて、それを喜びましょう。

肯定的な心の働きが必要です。

すべての感情は増幅装置です。

この感情がさらに大きな影響を
及ぼすようになるのです。

ですから、
「引き寄せの法則」に解決させるべきです。

それによって、
成功へと自然に導かれていきます。

2018年12月26日
by ヘーグル
第190回「子どもにとっての「よい教育環境」を考える」 はコメントを受け付けていません。

第190回「子どもにとっての「よい教育環境」を考える」

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コメンテーター、国際ジャーナリスト、
ミュージシャンと幅広く活躍し、
国際的な知見と多角的な視野を持つ
モーリー・ロバートソン氏。

日米双方の教育を受け、
東京大学とハーバード大学に在籍した
モーリー・ロバートソン氏。

1963年に米ニューヨークで生まれ、
1981年に東京大学とハーバード大学に現役合格。

ハーバード大では電子音楽を専攻し、88年卒業、
国際ジャーナリスト、ミュージシャン、
DJとして活動しています。

日米双方の教育を受けた彼が、
日本の教育についてこう語っています。
“ふるいにかける教育”という言葉が
ぴったりだと思います。

試験で点数を取って、ブランド力のある大学を
目指す。

私が高校生だった80年代は受験戦争真っ盛りで、
本質を見失った教育がなされていました。

だから、大学に合格すると
みんな燃え尽きてしまうんです。

東大を3カ月で「やめよう」と決意したのは、
同級生がみんな魂を抜かれたような顔を
していたからです。

日本では、大学受験というハードルを
越えることで勉強に対する
やる気を失ってしまうのと、
課せられた試験に対応する受け身の姿勢が
形成されるので、
マニュアルに沿ってこなすことが
得意なソルジャーが次々に生み出されて
しまいます。

そうやって、臨機応変な対応ができない人材が
増えてしまったことが、
「失われた20年」を生んだ原因のひとつでしょう。

日本のこれまでの教育は、
いわばコンプレッサー。

できない子は放課後残りなさい、
という詰め込み型です。

平均値の底上げができる代わりに、
優秀な子も立ち止まらせてしまいます。

アメリカは逆で、エキスパンダー。

ただ、これが万能なわけではありません。

天才を生み出しやすいけれども、
こぼれ落ちる子もたくさんいます。

結果、貧富の格差が
とてつもなく大きくなっている。

さらに言えば、アメリカの教育では
学力が上がるタイミングが遅い。

SAT(大学進学適性試験)の理数系の問題を見ると、
基礎的なことが理解できているかを
問う確認問題だけで、応用問題がないんですね。

大学入学時点での平均的な学力は
日本のほうが高くなる仕組みです。

ですから、両方のいいところを組み合わせれば
ちょうどいいんです。

それに、イノベーションやクリエイティビティは、
ひとつの指標では測れません。

本来、子どもたちは多様な才能を持っていますので、
マルチな次元の発想でいろいろな方向へ
伸ばしてあげるようにするべきでしょう。

この意見は、多くのことを示唆していると思います。

学力世界一のシンガポールでは、
小学生が卒業時に全員受験しなければならない
PSLEという試験があります。

12歳の時点で、子どものその後の進路を
ふるい分けしてしまうのです。

そうした競争的な環境で育っていくと、
リスクをあまりとろうとしない、
イノベーション人材が育たない、
若者に自信がないといったことが指摘されています。

そのような弊害を是正しようと、
テストの結果を公表しなかったり、
テストの回数を減らしたり等の改革も
進められているようです。

つまり、幼少期に過度な負担を
かけるということについて、
冷静に判断することが必要なのです。

「ウサギとカメ」の話を思い出しながら、
一人一人の子どもの顔を見ながら、
その子の成長をみてあげましょう。