子育ての知恵ぶろぐ

〜ヘーグル公式ブログ〜

2019年3月27日
by ヘーグル
第199回「ポジティブ思考がこれからの時代を乗り切るカギ」 はコメントを受け付けていません。

第199回「ポジティブ思考がこれからの時代を乗り切るカギ」

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2018年4月に、
マーケティング会社のイプソス社が
世界27か国で自国の将来をどう見ているかを
問うアンケート調査を実施しました。

自国は正しい方向に向かっているかの問いに
YESと答えた人の割合は、
中国では92%だったのに対し、
日本では40%でした。
現在の中国は、そんなに楽観できる状況では
決してありません。

高齢化、地方政府の財政悪化、
開発を急いだあまりの財源不足、
個々の社会問題等々問題は山積しています。

そんな状況下にあって、
なぜ将来を楽観視できるのでしょうか。
第一は、中国の人たちは多くの課題があっても
新たなテクノロジーで解決できるという
強い信念を持っているということです。

日本人は、
これからさらに発展していくAIについても、
将来どんどんAIに仕事を奪われるとか、
顔認証システムが進化していくと
プライバシーが侵され、
監視社会になっていくとか
否定的な見方が多くあります。

でも、よく考えてみると、
テクノロジーの進化によって
生活レベルは飛躍的に向上しています。

わざわざ銀行へ行って番号札をもらって並び、
半日仕事で銀行振り込みをする時代は
終わりました。

本屋に行って本を探すこともありません。

1クリックでその日、翌日に本は届きます。
東京大学で中国経済を研究している
伊藤亜聖准教授は、
「社会実装型イノベーション」という概念を
提案しています。

新たな技術を開発するだけでなく、
いかに早く国全体で社会実験に取り組み、
社会実装するかが重要なのです。

そういった点で、
中国は社会実装型イノベーションとして
他国をリードしているのです。

しかし、
日本ではそのような柔軟な対応ができません。
そのいい例が、タクシーです。

以前、中国では配車することは一苦労でしたが、
配車アプリの普及で
ほぼ瞬時に車を手配できます。

タクシー、ハイヤー、ライドシェアなど
あらゆる選択肢があります。

一日チャーターなどもスマホで即解決します。

中国にも規制は数多くありますが、
政府は将来性を見据えて
柔軟に対応しているのが現実です。

ところが、こうしたサービスは
日本では法律が壁となってできません。
第二は、中国人の意識です。

様々な困難を乗り越えてきた中国の人たちは、
世界的に人口が多いことへのメリットを
享受しようとしています。

そういう人たちは、中国市場の大きさを自慢し、
誇りに思っています。

あらゆる可能性を秘めていることに
自信を持っているのです。
ここで注目したいのは、
「将来に対する意識はいくらでも変えられる」
ということです。

未来がどうなるかは誰にもわかりません。

となれば、将来を明るいものと予測するのか、
暗いものと予測するのかは自由です。

成功者にはいろいろなタイプの人がいますが、
共通している点が一つあります。

それは、楽観主義者であるということです。

アメリカの心理学会会長であった
セリグマン氏は、
「楽観主義者のほうが人生の成功率が高く、
長命であり、また、その楽観主義は
学習できるものだ」
と言っています。

現在に対する認識はどうであれ、
将来に対する希望がとても重要なのです。
日本では、どうしても「ものの見方」が
固定化してしまいがちです。

子どもを見るときも、どうしても気になるのが
「学力のものさし=偏差値」です。

単一的なものさしで価値を測っていくと、
様々な可能性を見失っていきます。

「子どもの可能性は無限大、
その可能性を最大限に伸ばすのが親の役目であり、
大人たちの役割である」
ということを再認識し、
子どものあらゆる面を見て育てていくことが
大切です。

2019年3月13日
by ヘーグル
第199回「私立中学と公立中学の違い②」 はコメントを受け付けていません。

第199回「私立中学と公立中学の違い②」

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「中1ギャップ」という言葉があります。

これは、通常の公立小学校から中学校に進学しても、
小学校と比べて中学校の教科書は厚くなります。

勉強量やレベルがグンと上がるのです。

ですから、小学校のうちにある程度の問題を解いて、
中学の勉強についていけるような
基礎学力を身につける必要があります。

特に、中学数学の基礎となっているのが
小学校高学年の算数です。
また、国語の読解力や漢字や語彙なども
きちんと身につけなくてはなりません。

そういう意味では、ある程度の中学入試レベルの
問題を解く練習をするというのは、
中学受験するしないにかかわらず重要なことです。

ただ、中学受験も最難関レベルになると、
中学受験特有な算数のセンスや
ある程度大人びた精神性のようなものが必要とされます。

この2点に関しては、
小学6年生という子どもにとって
大きな壁となる場合があるのです。
これは、中学受験という12歳の子どもが
対応しなければならない特有なものです。

中学・高校の勉強は、
努力すればそれに比例して
成績も伸びていきますが、
中学受験には完全には
当てはまらない部分があるのです。

ですから、無理強いをして
勉強嫌いにしてしまうことは大変危険です。
無理やり難問を押し付けて、
そのレベルに達しないと
罵声を浴びさせるような指導をすると
そうなる可能性がさらに高まります。
特に、超難関校はかなり厳しい時間制限を設けます。
テスト終了後にひらめいても遅いのです。

つまり、「問題処理能力」だけを
徹底的に特訓されるのです。
そこには、本質を理解するといった
手間は当然省略されます。
そうやって入学しても、進学後の学力が
なかなか伸びない子も数多く出てきます。

算数の得意な子は、問題を一人でどんどん解いていき、
放っておいても難問に挑戦したがります。
そのような子は、
自然と算数オリンピックなどに挑戦し、
下手をすると先生よりも難問を解くのが早かったり、
ひらめいたりします。

また、精神的な成長についても、
成長が早い子と遅い子がいます。
男女の恋愛ものに興味を持つようなませた子もいれば、
興味どころかまったくそういったことに無縁な子もいます。
女の子が学校の帰りに
急に降ってきた雨で困っているときに、
ある男の子が傘を差しだして
貸してあげたというシーンを描写しても、
何も感じないのです。

まずは、このようにならないような
対策をすることが重要なのです。

それには、『素地力』と言われる記憶力や理解力、
ひらめき力といった何事にも
必要とされる基盤となる力を
身に着けさせることが重要です。

ヘーグルが行っている教育は、
この『素地力』を確実に身に着けさせる教育です。

『素地力』を身に着けさせることができれば、
中学受験で過度に無理をさせる必要がなくなります。

本人の成長曲線に合わせて、
可能な限り努力はさせますが、
最終的にその子に合った学校に入学させるのです。

『素地力』を身に着けた子どもは、
中学・高校でもさらに右脳が使えるようになり、
成績も上がっていきます。

そうすると、志望大学が定まった頃に
実力を思う存分発揮して合格を勝ち取ることができます。

例えば、難関校ではありながらも
東大合格率1%~5%程度の
私立中高一貫校から東大合格を果たしています。

つまり、中高生でさらに伸びていった結果です。

ですから、小学生期にきちんと『素地力』を鍛え、
右脳を使える状態を作った上で、
その子に合った中学受験指導をし、
中高でさらに伸びていくことを
促してくれるような学校に
入学させていくのが最も賢い方法だと思います。

2019年3月6日
by ヘーグル
第198回「私立中学と公立中学の違い①」 はコメントを受け付けていません。

第198回「私立中学と公立中学の違い①」

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「中学受験をさせるかさせないか?」。

これは、親であれば誰もが悩む問題です。

親は子どもに受験をさせたいと思っても、
子どもは親の思うようには動いてくれません。

そこで、悩みは深くなる一方です。

まず、私立中学と地元の公立中学とでは、
何が違うのでしょうか。
はっきりわかる違いは、
教科書が違うということです。

現在発行されている全教科書の90%以上が
文部科学省検定済教科書です。

都内の私立中高一貫校の先生に、
教科書選定の流れを聞いてみると、
「各教科の先生が自由に選ぶことができます。
学校の教育方針や生徒にあった教材を選定し、
会議で話し合われ、校長が最終判断をします。」
とのことです。

また、検定教科書はほとんど使われていません。

中学生のうちから高校で習う範囲の学習まで
してしまいます。

例えば高校2年生の段階で、
高校3年間の内容を終わらせて、
高校3年生の授業を演習や
志望校対策に使うなど、
自由にカリキュラムを組めるのです。

教科書は使わず、担当教員が作成した
オリジナルのプリントなどで授業を行っている
学校もあります。
それに対して、公立中学・高校の場合は、
学校の設置者である都道府県や
市町村の教育委員会が、
どの教科書を使用するか調査研究を行い、
その地域、学校に最もふさわしい教科書を
採択します。

高校では、教科書の採択方法について
法令上具体的な定めはなく、
所管の教育委員会が、各学校の実態に即して
採択を行っているので、
各高校で使う教科書が異なります
そのため、
中学校の教科書範囲からしか出題されない
公立高校受験に関しては、
志望校別の対策をする必要がありません
(東京都立高の場合、日比谷高校など
進学指導重点校7校の場合は、
英・数・国の3教科の入試問題は、
各校独自問題が作成されています)。

東京都の場合、
公立中学は東京書籍の「NEW HORIZON」
三省堂の「NEW CROWN」がほとんどです。

一方、私立中高一貫の進学校は、
検定外教科書のZ会の「NEW TREASURE」
エデック社の「PROGRESS IN ENGLISH21」
どちらかを使っているケースがほとんどです。

「検定教科書」と「NEW TREASURE」を比較すると、
「検定教科書」は中学3年間で約1,300語ですが、
「NEW TREASURE」は約3,300語です。

高校で学ぶ文法も含まれるので、
そのボリュームは2倍以上です。

そのため、私立校に入学すると、
英語の進度の速さと圧倒的なボリュームに
苦戦する生徒が多いようです。
公立中学では、数学の教科書は、
地域によって異なります。

私立では、数研出版が中高一貫校用に編集した
検定外教科書の「体系数学」を
採用しているところが多いようです。

桜蔭中学校もその一つです。

公立中学3年間の範囲を、
ほぼ中学1年生の1年間で終了する
ペースの学校もあります。

英語同様早いスピードで
難しい内容を学びますので、
理数系の進路をお考えのお子さまは
力がつくでしょう。
それでは、検定済教科書は難関大学受験に対して
非効率なのでしょうか。

ある私立進学高校に通っている生徒は、
「東大受験が近づいてきた高校3年生の頃に、
実は“学校の教科書で授業を受けるのは
効率がいい”
ことに気づきました。
先生が教科書をもとに、
重要点を強調して教えたり、
教科書には分かりやすい図が入っているので、
視覚・聴覚を使います。
効率は悪いかもしれませんが、
頭の残り方が全然違います。
ですから、深い先取りと基本からじっくりと
基礎力をつける学習の両方が必要です。」
このように、私立中高一貫校と公立中学とでは、
教科書も進度も速さも違います。

こうしたことが
大学合格実績の違いの大元になっています。

但し、このように進度が速く量が多いことで
「内容が何にもわからない」
生徒が出ていることも事実です。
幼少期においては、
右脳開発などを一生懸命やるなどして、
記憶力や理解力などの『素地力』を
きちんと身に着けておく必要があります。

ヘーグルの卒業生は、
私立中高一貫校に進学して、

さらに大きな成果を上げています。

2019年2月27日
by ヘーグル
第197回「上場企業人事担当者が 採ってよかった大学1位は?」 はコメントを受け付けていません。

第197回「上場企業人事担当者が 採ってよかった大学1位は?」

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日本経済新聞社と日経HRが、
2016年4月から18年3月の2年間で、
全上場企業と一部有力未上場企業4750社に
調査をしました。

質問の全項目を
「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」
の4つの側面に分けて、
それぞれの平均値を出しました。
その中で、総合ランキング1位に輝いたのは、
「筑波大学」でした。

独自の学位プログラム「筑波スタンダード」は
学生本位の学びを提供していて、
「行動力」(4位)、「対人力」(2位)、
「知力・学力」(5位)、「独創性」(3位)と
4つの側面でまんべんなく高評価を取りました。

同大は建学以来、専門分野に閉じこもるのではなく、
学問横断的な履修カリキュラムを
実践してきました。

2007年度からはその土台の上に、
「筑波スタンダード」と名付けた
国際的な互換性を備えた学位取得システムを構築。

ユニークな学びの環境を整備してきたことが、
学生の資質向上という形で
企業の人事担当者には映っているようです。
総合ランキング2位は京都大学で、
「知力・学力」と「独創性」で1位でした。

総合3位の東京農工大学は「行動力」で1位、
「対人力」で5位となるなど筑波大学と同様、
4側面全てでトップ10入りしました。
総合上位10校ではこのほか横浜国立大学(6位)、
早稲田大学(8位)
それぞれ3側面でトップ10に入りしています。

偏りの少ないオールラウンド型の人材を
人事担当者は求めているようです。
一方、
「採用を増やしたい大学」1位の弘前大学です。

「地頭の良さもあるが学生の質が高い」
(流通)という声がありました。

同大は総合ランキングでも21位に付けました。
2位の東北工業大学は
「学生セミナーが充実」(建設)との声があり、
大学側の取り組みで「
就職支援に熱心に取り組んでいる」
の項目で3位に付けました。

同じく2位の流通経済大学
「地域に根付いているイメージが強い」
です(建設)。

女性の社会参画促進の機運を背景に、
7位には安田女子大学が入りました。

「一貫した独自の教育を実施しており、
優れている」(電機)
と評価する声がありました。
大学の取り組みに関する質問では、
「就職支援に熱心に取り組んでいる」
とのイメージが最も強かったのは
名古屋工業大学です。

「(大学主催の)就職イベントが
たくさん実施されている」
(車体部品メーカー)との声がありました。
「授業の質の改善に熱心に取り組んでいる」
のイメージが強かったのは、
東京国際大学や金沢工業大学、
名古屋外国語大学でした。
採用選考の場で
学生のどんな点を重視するかを聞くと、
回答が最も多かったのは
「コミュニケーション能力が高い」で90%。

「主体性がある」「チャレンジ精神がある」
がそれぞれ87%、84%で続きました。

学力や能力よりも、協調性や本人の意欲など
人柄を重視する人事担当者、が多いようです。
最近、大学入試改革が盛んに叫ばれています。

その影響もあって、
中学入試はここ数年受験者が増加しています。

さらに、首都圏の大学は、
先日のメルマガでも取り上げたように
大都市圏の大学は、
定員の1.1倍(18年度)までしか
合格者数を出せないため、
大幅に絞ってきています。

さらに追い打ちをかけるのが
「23区の私大定員抑制」法案です。
東京一極集中の是正で、
東京への流出で地方の若者が減り、
地域の活力が低下しているとして、
地方大学の振興と雇用機会の創出を
目的としています。

このような流れから考えると、
大学選びもできるだけ広い選択肢を
考えていくのもいいのかもしれません。

地方の大学で自活する経験をさせて、
さらに人間的に大きく成長させるとか、
海外も含めて選択肢の幅を大きくしていくのも
いいと思います。

2019年2月20日
by ヘーグル
第196回「不寛容社会=日本はどこへ向かうのか? 」 はコメントを受け付けていません。

第196回「不寛容社会=日本はどこへ向かうのか? 」

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若い世代を中心に、
幅広い音域と豊かな歌唱力をもつ歌姫として
世界中で人気を集めるアメリカ人歌手
アリアナ・グランデさん(25)を
ご存知でしょうか。

アリアナさんは、2017年、
日本ゴールドディスク大賞
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を
洋楽部門で受賞しました。

ネットでの影響力も大きく、
インスタグラムのフォロワー数は
1億4千万人で世界4位、
ツイッターのフォロワー数も6千万人を
数えます。
そんなアリアナさんは
大の日本好きとしても知られ、
2015年2月には
「わたしはべんきょします!」
という言葉とともに、
日本語を練習する直筆のノートを
ツイッターに公開しました。

16年4月には熊本地震を受けて
「きょうの じしんで
ひがいを うけた かたがたへ、
わたしの あいと いのりが
とどきますように。」
と投稿しています。

彼女は、大の親日家で、
熱心に日本語を学んでいました。

しかし、2月上旬、
アリアナさんは自身のツイッターに突然、
こう投稿したのです。

「(日本語の)レッスンを受けるのは
やめます。
情熱があって、楽しんで習っていたのに。
日本に住んでみたいとも本気で思っていた。
でも、もういい。」

アリアナさんに何が起こったのでしょうか。

そのきっかけは、
1月に発売した新曲“7rings”です。
アリアナさんは1月下旬、
自身のインスタグラムに1枚の写真を
掲載しました。

手のひらに大きく
「七輪」と書かれたタトゥーで、
“7rings”発売を記念して
入れたものでした。

和訳すると「七つの指輪」、
短縮して「七輪」と彫ったのです。
ですが、「七輪」といえば
日本では肉や魚などを焼くコンロを
指す言葉です。

そのためアリアナさんに対しては
「日本のバーベキューグリルだ」、
「『七環』じゃダメだったのか」
などという声が寄せられました。

間違いを認めたアリアナさんはその後、
「七輪」の下に「指♡」とタトゥーを
彫りました。

すると、今度は
「七輪指みたいで変だ」などの投稿が相次ぎ、
アリアナさんが日本語を使うことへの
揶揄(やゆ)にまで発展しました。

「浅はかで、文化の盗用だ」
「私は日本人だけど、
日本のことをよく知らない人に
使ってほしくない」
といった投稿が相次ぎました。

それを受けて、アリアナさんは
以下のような一連の投稿を掲載しました。

「私が漢字を使うことができないのは
明らかでしょ。
私にどうしろって言うの。
(日本語への)愛と感謝があって
やったことなのに。
私に何を言ってほしいの?」

「このようなミスをしても、
気にしない人がいるのは分かる。
でも、私はとても気にしてしまう。
私に何をしてほしいの?
何て言ってほしいの? マジで」

「すごく心配になっちゃった(笑)
私は人を傷つけることが嫌い。
このアプリ(ツイッター)にいる人は、
純粋なミスをした人に対して
許すことはできないみたい。
自分のことしか考えないのね」

「私の日本のファンは、
私が日本語を使ったり
衣装に日本語を入れたりしていると、
とても喜んでくれた。
でも、日本語が使われたグッズは
私のサイトからは全て削除した」

大の親日家である大物歌手が
日本に背を向けてしまった瞬間です。
ここにある問題は2つあると思います。

先日もNHKが取り上げていた
「不寛容社会となっている日本」
という問題です。

文脈全体を考えず、
一言の失言だけを取り上げて
大騒ぎすることは、
今の日本では日常茶飯事です。

また、日本語教師の中で言われている
「日本語の上級への壁」がある
ということも覚えておく必要があります。

日本語を話す外国人の発音が
ある程度正確になり、
敬語の運用もかなり使えるような
レベルになると、突然、
日本語話者の姿勢は厳しくなる
というものです。

特に敬語のエラーや、
細かいニュアンスの受け取り間違いなどを
起こすたびに、
「失礼だ」とか「そんな日本語では通用しない」
などという非難が始まります。

今回の事件もこのようなことが
関係しています。
これからの時代は、
世界各国に人々と共に生きていくことが
さらに必要となります。

ですから、
今の社会が不寛容な社会となっていることを
自覚することと、
日本語の特異な性質や文化を
もう少し深く理解しておくことが、
このような悲劇を生む土壌を作らないことに
つながると思います。