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子育ての知恵ぶろぐ

第123回 子どもの力を信じることの大切さ

子どもの力を信じることの大切さ

1歳の時からヘーグルに通ってきていたOBの話です。

小6までヘーグルの本科とMEPに通い続け、
私立の難関中学校に進学しました。

その子は当時、国語が大嫌いでした。

その子が小4だった頃、
国語の授業中で記述の問題をやっている最中、
突然泣き出しました。

「いやだよ~。書きたくないよ」と言うのです。

「そんなこと言わないで、
少しでも書いてみなよ」と言っても
「いやだ!いやだ!」と言って
一文字も書きません。

こちらも無理矢理書かせようとはせず、
少し見守ってあげることにしました。

「わかった。書きたくなったら、
少しでもいいから書いてごらん。
おうちでまたやってごらん」
と言って帰しました。

その子は、算数は非常に得意で、
かなりの難問も解けるのに、国語が大嫌いなのです。

誰にでも得手、不得手はあります。

どの科目もパーフェクトという子は、滅多にいません。

親としては、できない科目があると
どうしても気になります。

「この科目さえ克服すれば、もっと良くなるのに」
と、思ってしまいます。

不得意科目を克服することは、大切なことです。

できる限り、様々な方法で働きかけをして、
少しでも苦手意識から脱出する方法を
試みなければなりません。

でも、あまりに不得意科目の克服ばかりに
集中しては、いけないと思います。

さらに苦手意識が大きくなるようでは
逆効果です。

少し放って置くくらいの、
気持ちの余裕が欲しいところです。

高校1年生になった頃はどうなったでしょう。

塾にも通わず、自己管理をしながら
自分で勉強をしていました。

小学生の頃に身につけた速読の力も使いながら、
楽しく学校生活をエンジョイしていたようです。

国語の問題を解くのは嫌いでしたが、
本を読むのは好きで、
小学生の頃は大量の本を読んでいました。

それが大きく効を奏したのか、
野村証券の論文懸賞に見事入選しました。

小学生の時に苦手だった国語の力が、
見事に開花したのです。

それを聞いて、私たちもとてもうれしくなりました。

お母様がおっしゃっていた言葉が
とても印象的でした。

この子は、自分で考えながら
やっているというのがよくわかります。
やる時にはやるし、
やれるという自信があるようです。

この子と話をすると、
こんなことまで知っているのかと、
驚くこともあります。

親の欲目かもしれませんが、
いろいろな意味で育っているなあ、
と実感できます。

だから、親としては、
一歩引きながら安心して見ていてやれます。」と。

そして、
早稲田大学法学部に進学しました。

小学生までのうちに、
子どもに「本当の力」をつけてやり、「様々な種をまき」、
中学生以降は、子どもが自立していくのを
暖かく見守ってあげるというのが、
一つの理想型でしょう。

お母様のその時の笑顔が、
今でも目に焼き付いています。

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